2017年5月19日金曜日

南幌を歩く

 
 
先日のブログで「チーム南幌」始動の様子をお伝えしました。今日は敷地の美園4丁目界隈から附近を歩いてみたいと思います。まず敷地の前に広がる「中央公園」。整備の行き届いた大きな公園で、テニスコートや子供と楽しめるサイクルコース。もちろん遊具やベンチも豊富。特にサイクルコースは立体交差・・・滑り台なんて4階建ての大きさだ。これはかなり驚く(笑)こんな公園の前に住めるなんて札幌だとちょっと考えられない。 

こちらが立体交差のサイクリングコース

この大きさが分るだろうか?滑り台といっても高さ2mから滑る、公園によくあるやつとはスケールが違う。これにはマジでびっくりしました。

滑るのが面白くて、面白くて止まらなくなった子達の大きさが分るだろうか?こりゃあ~確かに楽しそうである。(笑)

こちらは隣接する南幌小学校のグランドに泳ぐ鯉のぼり。先生、みなさまごくろうさま!(笑)

グラウンドから見ると中央公園の巨大滑り台はランドマークだ。

こちらは南幌町の雨水マンホール。まち歩きを憶えるとマンホールコレクションにはまります。

こちらが南幌小の正門。もの凄く立派できれいな小学校。

小学校の横からは中央公園に抜けられる。

もちろん北海道の田舎らしくお約束の風景にも事欠かない。「おじちゃーん、もう帰るの?うちの畑も起こしてよ~」なーていう会話が聞こえてきそう。いや・・間違いなく娘の畑を起こしてきた帰りと見た。(笑)

こっちはホームセンター。今頃は畑やお花の苗を売っています。品揃えも豊富。

こちらはオープン予定のショッピングセンターの敷地。

とにかく市街地に起伏がなくて全町バリアフリー(笑)。広々としていても距離的には全ての施設が徒歩15分圏内。突き当たりに見えるのが町役場。

とにかく役場に向う中央通り沿いになんでも揃っています。こちらはまた立派なスポーツセンター。
こっちはプール。まー空いていること(笑)ほとんど泳ぎほーダイ。

こっちはアリーナと格技場。エアロビにバトミントンにヨガ、各種少年団等々賑やかです。
 

実は南幌、月例のフットパスが有名。毎月第三日曜日、朝10時に出発。地元のガイドさんとさまざまなコースを歩きます。これは楽しいよっ!参加費は¥500/人、事前の申し込みは不要なのでぜひ気楽に参加してみては?(笑) 集合場所はふるさと物産館ビューロー前!「えっ?住所?だから中央通りにぜーんぶ面してます(笑)」

こちらもりっぱなA.COOP。なんでも揃ってます。

Aコープの裏が町役場。

札幌にいると市民憲章なんてまともに読んだことなかったけど。あらためて読むとけっこうぐっと来るね~歳取ったせいですね(笑)

役場の裏がまた生涯学習センター

その名も「ぽろろ」

左上の中央公園のある街区(敷地もここ)の右側。中央1丁目~4丁目。そして栄町1丁目の間に今紹介した施設のすべてが揃っている。この他にも、ふるさと物産館ビューローは展望台とバスターミナルを兼ねていて、JRバス、中央バス、夕鉄バスの三社が乗り入れ、札幌、岩見沢、千歳方面に定期便を運行している。
 
当日は札幌から行ったせいか穴場的なカルチャーショックを感じた。確かにものは考えよう・・・次回は南幌町の移住支援等々についてレポートしたいと思います。
 
今日はシェリルクロウとスティング・・これもいいです。

2017年5月14日日曜日

チーム南幌始動

実は建築家仲間と地域の工務店さんでチームを作り、南幌町にモデルタウンを作ることになりました。南幌町と言っても、知る人は意外に少ないですよね。高速道札幌インターから岩見沢方面へ、江別東で下りて約10分で着く小さな田園都市。 運転してみると意外に近い。私の住む札幌市西区方面で言えば、新興住宅街は既に小樽市との境界近くまで広がっているから、JR沿線以外は都心までの通勤が1時間コースもざら。 なので第一印象は「札幌じゃないのに札幌(都心)に近いんだ~」という意外なものでした。その南幌町の住宅街「みどり野」の美園地区に来年5月オープンを目指してまずは5棟のモデルハウスを建てます。もちろん今後、5組以上の工務店+建築家チームの参加があれば大歓迎。乞うご期待です!(笑)

冒頭で触れたように、近年札幌市では新興住宅街の郊外化がどんどん進み、まち境を越えそうな勢いである。結果的にニュータウンとは言うものの仕事場からはどんどん遠くなり、一応・・市内とは言えど子育てに取り組む若い世帯にとって必要な学校やさまざまな都市インフラの整備はこれからの場合がほとんどである。仮にそれらが整備されたとしても20年経って街中が子育てを終えればせっかく作った学校もかつては賑わった商店街も大金を掛けて整備したインフラもその必用性を急速に失ってしまう。
 
最近よく目にする、かつて札幌のベッドタウンと呼ばれた大規模団地の荒廃や加速する学校の統廃合はまさにこうした郊外型ニュータウンのちょっぴり先の末来を示していると言ってもいい。そもそも同世代の勤め人だけ何百世帯も都心から離れた地域に住まわせて、同時期に子育てが終わることなんて分りそうなものだし、その後は都心からの距離が街を維持するための重たいコストに化けざるを得ない。という図式はこれから子育てを考える人達にはよく知っておいていただきたい。
 
そんな従来型のまちづくりの反省から近年注目されているのが、コンパクトシティーである。意味は実に簡単で、これまでのように住宅街を中心市街地の外に向ってどんどん拡大するという考えをやめ、極力まちの中心に集まって住もうというものだ。そもそもどんなまちだって中心には役場があり図書館やスポーツセンターがあり、学校はもちろん、バスターミナルやマーケット、銀行や郵便局がある。そこまでが徒歩圏なら子育てが終ろうが、高齢化しようが20年後に再び住いを移す理由自体が薄れるのだ。「札幌に働きには行けど居住にまでこだわる必要はない。」という発想の転換ができれば、例えば隣町の駅前暮らしや市役所の隣に家を持つことだってけして難しいことではない。
 
昨年の「北広島の家」などはJR北広島駅まで歩いて3分、図書館や市立病院までだって5分で行ける。これで土地代が50坪で600万円台なら建築に掛けられるコストに悩む必要は少ない。もちろん300mm断熱やトリプルガラスを使った新居ができる。最近は若い世代の移住促進に前向きに取り組む自治体も多いから、子育て世代に対する様々な支援制度が充実しているまちは、積極的に住いの検討候補に加えるのが賢いと思う。
 
 
参考HP:きた住いるランド http://www.kita-smile.jp/ 

そんな意味でも南幌の「みどり野」美園地区は魅力的な住宅街だ。一区画が概ね100坪弱と大きく、上下水道はもちろん集中プロパンまで完備されて概ね200万円台で手に入る。もちろん役場まで歩いて15分、それ以外の施設も全てそれ以内で行ける。町も積極的に移住に力を入れているのでぜひ役場のHPをチェックしてみよう。
南幌町役場HP http://www.town.nanporo.hokkaido.jp/


写真は先日、敷地に集合した建築家と工務店のメンバー。

プロジェクトは南幌町長も応援!、どーせならこういう町に住んでみない?

南幌町に敷地の模型を持ち込み、全員で街並みの検討。隣に何が建つのか分らないって、当たり前ですけど、できることなら分ったほうがいいですよね~(笑)
 
今日はSting、この声のカッコいいこと!

2017年5月9日火曜日

YKKap北海道工場見学

今日は地域の建築家と工務店さんでYKKap北海道工場を見学することができた。石狩湾新港に近い北海道工場といえば近年、道内のみならず全国で急速にシエアを伸ばしつつある断熱樹脂製サッシYKK430の生産拠点である。
 
実は以前から、地元での使用に対して不安が拭えないプラマードや330シリーズはあまり好きな窓ではなかった。正直に言えば国産樹脂製サッシを選ぶ理由の大半が、残念ながらその性能や中味に対してではなく安価な価格であったことも事実である・・・・・枠が無理ならせめて三層ガラスを入れたくても障子の設計思想が古くペアまでしか入らない。それではガス層をせめて16mm以上にしたいと言ってもスペーサーの標準は12mmです。と素っ気無い・・ 北海道で長らく国内の主要メーカーと共に北欧の木製窓が売れ続けた理由はこんなところにもあったのだと思う。要はほんとうに性能が必要な地域であるにも係らず、温暖地用の華奢な枠にガラスだけ複層LOW-Eを組んだ窓に地域の作り手は随分前から飽き飽きしていたのだ。
 
そうした間にも2012年からは札幌市独自の住宅省エネ施策として「札幌版次世代住宅基準」が始まり、それまで北海道が推進してきた北方型住宅を大きく凌駕する性能基準に驚いたものだった。
 
YKK430はその2年後2014年の4月に販売が開始されたが、その第一印象は今までとは違う不思議な違和感。ずばり言えば「やれば出きるじゃなーい/笑」だった。例えばトリプルガラスの入る障子は16mm×2層のガス層を前提としたトリプルガラスの総厚41mm以上に対応できる余力ある設計になっていた。従来の国産メーカーでは障子の設計の古さからガス層は11mm×2層が精一杯。意外にも外国製の高性能サッシだってガス層14mm×2だってあるんだから立派なもんだ。枠を含めた性能も中々で良いものになるとU:1W/㎡Kを切るのだそうだ。当時のトリプルガラスのサッシで代表的な北欧製のものでもU:1.3W/㎡Kくらいだったから・・・これなら札幌版次世代住宅基準に使えるかも?と思った。
 
こんな感じで視察がスタート。YKKapグループの中では小規模の北海道工場らしくみなさんのお話はどれも面白かったのだが・・・特に6.樹脂窓 商品説明に関しては、長らく感じていた430に対する違和感の謎が解けてたいへんスッキリしたのだった。本当はみなさんに生で聞いてほしいのだが・・そもそも北海道支社から430の開発を起案した倉島氏のお話しはとても明解で的を得たものだった。(*:氏は社内でYKK430の開発に対する成功が評価され、2014年YKKap社長特別賞を授与されている。本人は定年を迎えた上司の功績も大と謙遜するが/笑)

 
倉島氏曰く:「当時初めて知った、札幌版次世代住宅基準の水準が従来の国の基準を下地にした北方型住宅やその高性能版である北方型住宅ECO+基準よりも大幅に高いことが430の開発を起案する上で大きな動機となりました。」とのこと、下はその資料。
 
倉島氏:2012年当時は北海道の約7割のビルダーが既に壁150mm相当の付加断熱を行っていて、国のI地域の推奨基準であるQ値1.6W/㎡Kは特に珍しくありませんでした。これに対してその国の基準を最低のミニマムレベルと位置づけたのが札幌市です。もちろん建設に対して補助金が付くのはさらにその上のベーシックレベルから。要はベーシックなものでもQ値1.3以下(北方型住宅ECO+)にしなさい。スタンダードがいわゆるQ1住宅で西欧基準のパッシブハウスがハイレベル、トップランナーになると北欧基準のパッシブハウスレベルでQ値は0.5以下、壁はGWの500mm断熱相当ということでした。
 
この基準が出たときにある人が「壁ばっかり厚くなっちゃう。窓はどんどんなくなるね」と言っているのを聞いて・・・壁を厚くしないで済む窓を作ろうと思ったのが開発案を練る大きな動機になりました。
 
うーん・・今回始めて聞きました。大幅に高められた札幌市基準への回答が開発の大きな要因だったんですね~。
 

上の資料にもあるように、スタンダードレベル以上に対応可能な窓の市場投入を目指した結果、複層ガラスを前提とした従来型のラインナップでは対応が難しくなり、金型も含めて全く新しい高断熱サッシのフレームと障子のニーズが必用となった。札幌市が舵を切った今、一気にレベルは上がる。地場の厳しい基準でも充分通用するサッシを目指したい。

上の資料は直近、H29年度の札幌版次世代住宅基準の申請状況だが、倉島氏の読み通りスタンダードが全体の約7割にまで増えてきている。厳しい基準が民間の努力や知恵を引き出し、切磋琢磨を促すことで開始から5年で約7割が実態的にはQ1もしくはニアリーQ1住宅。施策ってほんとうに大切だと思います。

この他にも興味深い話はたくさんあったのですが、こちらは300mm断熱を前提としたサッシ位置検討の図。壁の構造は当社で提供いたしました。シュミレーション上は右のように壁厚の中央がサッシ位置としてはよさげなのだそうですが・・・これに関しても実際に観察を続けて行きたい。とのことでした。
 
こちらはよく見る430が省エネ大賞を受賞しましたというスライド。実は翌年、地元の賞も受賞していて、その際に担当者からちょっと苦笑まじりに・・「立派な国の賞の後に地元の賞っていります?/笑」と聞かれたのだそう。 まーそりゃそーだ(笑)
 
倉島氏曰く:「もともと地元用として考えたものなんである意味それ以上に嬉しいです!」と答えたのだとか・・・まあ~大企業の人独特のぎらぎら感とは縁遠い倉島さんらしさが微笑ましかったです。(笑)

 
帰りは支社長から工場長まで全員でお見送りまでいただきました。最後に聞いたんですけど北海道の特徴として商品開発+営業+工場(生産)が三位一体で近く、課題を共有しやすい環境にあるのだそうです。今まで巨大企業というイメージが強かったのですが意外や親近感を覚えた視察になりました。この場をお借りして、視察を企画いただいた営業の高橋さん、貴重な開発秘話をお話しいただいた倉島さん、そして繁忙期にもかかわらず視察をお許しいただいた宮原支社長さま、田中工場長さま、佐藤支店長さま、当日お名刺をいただいた方々、ご案内をいただいたみなさまに心より御礼申し上げます。本日はありがとうございます。とても勉強になりました。
 
今日はJazztronik なんていかが https://www.youtube.com/watch?v=tTXhJ4-gsmI
 
 


2017年5月3日水曜日

畑と庭

今日は、畑と前の年に植えておくと楽しめる野菜やお花のお話しです。
最近急に暖かくなりましたね~。明日は札幌は25℃、内陸部の十勝では30℃近辺まで気温が上がって沖縄より暖かくなるのだそうです。そう・・そんな今頃に庭を見るといろんな草花が顔を出します。上の写真はヒトビロ。春山に山菜取りに行ったことのある人は日当たりの良い南側の斜面で見つけたことがあるでしょう。アイヌネギなんて呼ぶこともあるけどニンニクの香りがして、炒めてもお醤油やお味噌に漬け込んでも美味しい山菜です。最近はホームセンターで苗なんかも売っているのでお庭の片隅に植えてみてはいかがでしょう。良いことは一定量を残せば、毎年必ず生えてくること。もちろん特別な手入れなんて要りません。

しっかり根付くとこんな風に群生します。サッと茹でて鰹節でおひたしもいけます。(笑)毎年子供たちと「あっ見つけた!」なんていかがでしょう?

お次はミツバ。これも自生すると毎年春に生えてきます。お吸い物やおひたしが美味。ヒトビロと違って秋まで長ーく楽しめます。「○○ちゃん、ちょっとミツバ摘んできてよ!お汁に入れるから」なんてお母さんに言われるようになると得意げに取ってきて「はい!足りる?」なんてね。(笑)もちろんこちらも手入れなんて要りません。

こっちは山ウド。庭の片隅に枯れ草や落ち葉を集める場所を作ったらそこに植えておきましょう。苗は最近だとホームセンターに売ってます。特に今の時期のものは香りが強く油とよく合います。茎の酢味噌和えは定番ですが、皮のきんぴらや何と言ってもたまらないのが葉と芽の天麩羅です。私の家では茎のあくを抜いて薄切りの豚ばら肉で巻いてかつのように揚げます。これも美味しいですよ(笑)

こちらは水仙。毎年春に可憐な花を咲かせます。球根の植物ですが生命力旺盛でどんどん増えます。歩道の堺や並木の根元、日当たりも気にせず日当でも日陰でも元気に花を咲かせます。もちろんこの水仙も手間要らず、もちろん大きく立派に咲かせたい人は追肥や球根の間引きをすると背の高い立派な株もできます。でも働き盛りの世代にとってあまり手間が掛かるのも考えもの。ふと気が付くと自分の庭に花が咲くというのがよいのではないでしょうか。

今の季節は可憐な花が次々に開いて楽しめます。

こちらは青蕗(アオブキ)北側のちょっと湿った場所が好きです。5~60cmになり茎もみずみずしいので少しだけ植えておくと便利です。きんぴらや煮つけなんかが美味しいです。蕗も油と合う野菜で油揚げとは相性抜群です。

茎が青いものが美味しいよ!と昔、祖父に習いました。

石灰を撒いた庭を妻と二人で起こします。半年間雪ノ下だった地面は固いのでまずは鍬とスコップで粗めに起こします。結構な労働だけど終った後のお風呂やその後のビールは格別です。(笑)

起こすとミミズがたくさん出てきます。今年もよろしく!あのでもミミズって自分でもぐる力はないのでこんな風に掘り出したら必ず土に埋めてあげてくださいね。

手で起こした後に妻がカルチベータ(家庭用の小型耕運機)で細かく耕します。最近は新品でも4~5万円くらいで買えますし、リサイクルショップなら程度の良いものが2万円台で手に入ります。中古のお勧めはエンジンの構造が簡単な2サイクルエンジンのもの。ガソリンは必ず混合油入りを入れてくださいね。この小さな耕運機一台あるだけでかなり大きな畑でも楽々耕せます。仲間とシェアして使うのもいいと思います。

硬い地面をみるみる砕いて耕します。GWが始まりましたけどみなさんはいかがお過ごしでしょう?お家を建てたらぜひ家族で家庭菜園を始めませんか、7月の終わりにはたくさん収穫できますからみんなを呼んでBBQなんて最高です。こんな風に長閑にまちなか暮らしが楽しめるのも北海道の魅力だと思うのです。ぜひみなさんで楽しんで下さいね~(笑)。
 
今日はB.Homsbyやっぱ土いじりの後はこんな感じでしょう。お母さん~ビールね!
 

2017年5月2日火曜日

西野まちなかの家

古い建物の解体が終って、「西野まちなかの家」の敷地が姿を現しました。道路側が北側になる、いわゆる北側敷地。周囲はすでに建て込んだ住宅街です。公園が近かったり通学に便利だったり、バス停が近かったり等々・・・都市のインフラも整ってます。その反面、西野地区は山が近くて四季の移ろいが楽しめる住宅街。私のクライアントさんもたくさん住んでいます。
 
敷地を見て分るように奥が南側、左が東で右側が西となります。敷地の東西の家を見ると窓がたくさん付いていますよね~(笑)。住宅の計画では基本的なことですがこのお隣からの視線を踏まえて計画をします。こちらが後から建てる立場ですから、極力お隣の窓の前に窓が来ないように・・とか、隣の窓から見えるこちらの外壁が味気のない物にならぬように等々検討を深めてゆきます。
 
ちょっと見え難いのですが昔の住人が植えた植木も再利用できるものは保存して使います。敷地には大きな桜の木がありましたし、実の生りそうな木も残しました。新しい家ができたらまた家族で楽しんでほしいと思います。
 
さてまずは地盤調査から・・6月の着工を目指して頑張ります。
 
さて今日はJazztronikが聞きたくなりました。

2017年4月19日水曜日

青森に渡ったパッシブ換気の家 その2

先日もブログにてお伝えした青森の工務店、建築工房クームさん。完成したパッシブ換気の家を見せていただきに一路、青森へ・・・まだ北海道新幹線に乗ったことがなかったので今回は鉄路にて出張となりました。

出来立てほやほやの新函館北斗駅から新幹線へ

内部は落ち着いた内装と間接照明

早い、早い、そして静か あっという間に七戸十和田駅へ

クームさんのお車でまずは社屋へ

まだ新しい社屋にて、昨年の札幌視察からパッシブ換気の家の完成までのお話しをお聞きしました。色々とたいへんだったそうで・・・まあ~そりゃ~そーですよね(笑)

早速、工事中の現場を見せていただきました。屋根を外張り断熱して構造を顕しにして見せる手法や各部の納まりに見覚えのある雰囲気が感じられて、真似されているというよりも作り手のリスペクトを感じて嬉しくなりました。

現場がもの凄くきれいだったのもびっくりしました。何気ないことですけど、どんなに経験を積んでも大切なことです。こういうことがなかなかできないんだよね~。クームさん偉い。

完成現場も見せていただきました。三角屋根の多い住宅街の中に異質な四角い箱が目に止まりました。シンプルにまとめた分、目を引く新しさというのでしょうか、そんな違いを感じました。普段仕事をしている北海道では四角い陸屋根の風景が珍しくありませんが、屋根が当たり前の中にある陸屋根は特別な存在に見えます。

排気動力を補うために煙突型の排気塔を使っていて外観上のポイントになっていました。

窓が壁より引っ込み、陰影を作る感じとか、西日を遮るための袖壁付きの庇、写真では分りませんが夏場の日射遮蔽を行う外付けブラインドを窓上に隠してスッキリ納めたり・・・頑張っていますね~(笑)

北側には給気塔が二本。きれいに断熱されていました。

二階の吹き抜けから居間を見下ろしたところ・・光に溢れる空間は北国青森でもきっと喜ばれることでしょう。

床は白樺のヘリンボーン手間が掛かっています。

お忙しいところご案内いただいた沢目社長。その積極性とやってみよう精神の豊かさには私もすごく刺激を受けました。北海道の技術を大切に使ってくれるその人柄やさらにそれを進めて青森独自のものにして行きたいというお考えには大いに共感いたしました。これからどんな風に進化して行くのかとても楽しみです。私も負けぬよう精一杯精進しようと心を新たにしました。
 
またこの場をお借りして当日ご同行いただいた、東北住宅新聞社の紺野編集長、株式会社マツナガの松永社長にも心より御礼申し上げます。久しぶりにお会いできて未来につながるお話ができました。これからは東北の時代ですよね~(笑)
 
厳しい工期の中で見学を受け入れてくれた大工さんたち、ほんとうにありがとうございます。みんななかなかやるね~さすが!みなさんの頑張りを、帰って地元の棟梁たちに伝えます。
 
設計や営業そして説得力あるパンフを作ってくれたみなさん。受注の成功とみなさんの地域にワクワクする新たな住いが増えることを祈っています。これから出会う末来の住い手さんを喜ばせてください。みなさんの活躍をいつも応援しています。
 
今日はクラプトンなんていかが https://www.youtube.com/watch?v=kntzQiaFzOQ

2017年4月13日木曜日

オスモ&エーデルさんのHPで特集していただきました

先日、外付けブラインドや高性能樹脂サッシでお世話になっているオスモ&エーデルさんに「澄川の家」を特集していただきました。住い手&作り手兼務の松田さんと一緒にです。実は2009年竣工の「銭函の家」の日射遮蔽ではじめて使ったのが始まり。南側の窓の日射遮蔽で散々悩んだ末に幸運にも出会えたのがオスモ&エーデルさんでした。今にして思えば外付けブラインドがなければ夏暑過ぎて到底成立できなかった「銭函の家」、その後、積極的に南側に開いてゆく大開口型のプランにはよく採用するようになりました。大きな窓は気持ちが良い反面、出入りする暑さや寒さに対する決め細やかな設計が求められます。「銭函の家」の経験を生かして現在では、最外部に縦格子、二層目に外付けブラインド、三層目に断熱サッシ、4層目に断熱ブラインドという多層構造の開口部に進化しています。
 
 日本の断熱住宅の原点は北海道にあり http://osmo-edel.jp/column/1457/