「西野の家Ⅱ」の気密工事が終了し、第一回目の測定を行いました。まだまだ一般的な木造の現場ではなじみの薄い気密測定ですが弊社ではすっかりおなじみになりました。繊維系の透湿抵抗の低い断熱材(一般的な綿状の断熱材)を用いる場合はある特別な場合を除き室内の湿気が壁内に逃げ込まないようにビニールを用いて気密工事を行うことが必用です。
「西野の家」Ⅱは24時間換気にパッシブ換気、その他はパイプファンや天井扇を用いていますから躯体を貫通する箇所が増えます。そこでアクリルテープでしっかりと管の周りの気密を行います。
居間の下の床が「外気に接する床」となる箇所を念入りにシーリングする武田社長。
おなじみDr.タギによる計測中の様子。
結果はC値で0.2cm2/㎡。ほとんど機器の計測限界。さすが武田社長!(笑)ちなみに武田建設さんの現場は0.2と0.1しか最近は出ないです。つい最近までは1.0の気密を下回るのが難しいとされていましたがそんな時代が懐かしくなるほど木造の工法は大きく進歩しています。