今日は、畑と前の年に植えておくと楽しめる野菜やお花のお話しです。
最近急に暖かくなりましたね~。明日は札幌は25℃、内陸部の十勝では30℃近辺まで気温が上がって沖縄より暖かくなるのだそうです。そう・・そんな今頃に庭を見るといろんな草花が顔を出します。上の写真はヒトビロ。春山に山菜取りに行ったことのある人は日当たりの良い南側の斜面で見つけたことがあるでしょう。アイヌネギなんて呼ぶこともあるけどニンニクの香りがして、炒めてもお醤油やお味噌に漬け込んでも美味しい山菜です。最近はホームセンターで苗なんかも売っているのでお庭の片隅に植えてみてはいかがでしょう。良いことは一定量を残せば、毎年必ず生えてくること。もちろん特別な手入れなんて要りません。
しっかり根付くとこんな風に群生します。サッと茹でて鰹節でおひたしもいけます。(笑)毎年子供たちと「あっ見つけた!」なんていかがでしょう?
お次はミツバ。これも自生すると毎年春に生えてきます。お吸い物やおひたしが美味。ヒトビロと違って秋まで長ーく楽しめます。「○○ちゃん、ちょっとミツバ摘んできてよ!お汁に入れるから」なんてお母さんに言われるようになると得意げに取ってきて「はい!足りる?」なんてね。(笑)もちろんこちらも手入れなんて要りません。
こっちは山ウド。庭の片隅に枯れ草や落ち葉を集める場所を作ったらそこに植えておきましょう。苗は最近だとホームセンターに売ってます。特に今の時期のものは香りが強く油とよく合います。茎の酢味噌和えは定番ですが、皮のきんぴらや何と言ってもたまらないのが葉と芽の天麩羅です。私の家では茎のあくを抜いて薄切りの豚ばら肉で巻いてかつのように揚げます。これも美味しいですよ(笑)
こちらは水仙。毎年春に可憐な花を咲かせます。球根の植物ですが生命力旺盛でどんどん増えます。歩道の堺や並木の根元、日当たりも気にせず日当でも日陰でも元気に花を咲かせます。もちろんこの水仙も手間要らず、もちろん大きく立派に咲かせたい人は追肥や球根の間引きをすると背の高い立派な株もできます。でも働き盛りの世代にとってあまり手間が掛かるのも考えもの。ふと気が付くと自分の庭に花が咲くというのがよいのではないでしょうか。
今の季節は可憐な花が次々に開いて楽しめます。
こちらは青蕗(アオブキ)北側のちょっと湿った場所が好きです。5~60cmになり茎もみずみずしいので少しだけ植えておくと便利です。きんぴらや煮つけなんかが美味しいです。蕗も油と合う野菜で油揚げとは相性抜群です。
茎が青いものが美味しいよ!と昔、祖父に習いました。
石灰を撒いた庭を妻と二人で起こします。半年間雪ノ下だった地面は固いのでまずは鍬とスコップで粗めに起こします。結構な労働だけど終った後のお風呂やその後のビールは格別です。(笑)
起こすとミミズがたくさん出てきます。今年もよろしく!あのでもミミズって自分でもぐる力はないのでこんな風に掘り出したら必ず土に埋めてあげてくださいね。
手で起こした後に妻がカルチベータ(家庭用の小型耕運機)で細かく耕します。最近は新品でも4~5万円くらいで買えますし、リサイクルショップなら程度の良いものが2万円台で手に入ります。中古のお勧めはエンジンの構造が簡単な2サイクルエンジンのもの。ガソリンは必ず混合油入りを入れてくださいね。この小さな耕運機一台あるだけでかなり大きな畑でも楽々耕せます。仲間とシェアして使うのもいいと思います。
硬い地面をみるみる砕いて耕します。GWが始まりましたけどみなさんはいかがお過ごしでしょう?お家を建てたらぜひ家族で家庭菜園を始めませんか、7月の終わりにはたくさん収穫できますからみんなを呼んでBBQなんて最高です。こんな風に長閑にまちなか暮らしが楽しめるのも北海道の魅力だと思うのです。ぜひみなさんで楽しんで下さいね~(笑)。
今日はB.Homsbyやっぱ土いじりの後はこんな感じでしょう。お母さん~ビールね!