2013年5月30日木曜日

援農の季節?

昨日は、「前田の家」に援農?ならぬ家庭菜園のお手伝いに行きました。(笑)先週、いつもお庭をお願いしているガーデンジャパンの小坂さんに作っていただいた畑(こさか日記 http://ameblo.jp/tongarikame/entry-11537528725.html)。バーク堆肥とピートモスなんかを混合し畑土に改良いていただいた土に石灰と米ぬかを加え、カルチベータ(耕運機)でふかふかになるまで耕します。トマトにナス、ピーマン、シシトウ、トウガラシ、赤シソ、青シソ、バジルにパセリ、ダイコン、にんじん...最近は家庭菜園が流行っているようで、いろんな苗が簡単に手に入ります。ほんの少しのスペースでも出来る家庭菜園は子供たちも大喜び。街中の暮らしだからこそ土に触れ合う機会を大切にしてあげたいですよね~(笑)。

こちらはダイコンとにんじんを植えるための畝(うね)作り。元肥を入れてよく混ぜて一旦埋め戻して少し高い植床を作ります。

にんじんの種を植えているところ。きっと今日の雨で発芽が早まりますよね~。ダイコンもにんじんもしっかり間引きして元気の良い苗を残して大きくします。今から夏が楽しみです。
玄関を入ると正面に壁一杯の黒板が広がる「前田の家」。みんなで楽しく書き込んで家族同士が黒板を上手に使っていました。みんなで畑仕事を楽しみにしていた様子が窺えて、なんだかいいな~と思いました。

すっかり味わい深く色変わりした「前田の家」の外壁です。色むらが逆に味わい深くていい感じ!これで木の外壁シリーズも従来の素地、ペンキ色を加えて三種になり、益々ファンが増えそうです。

やっぱり木は木の味わいがあって良いものですよね~(笑)。想えば北海道らしい家を目指してきましたけど、「らしさ」ってなかなか難しいです。きっと建築だけじゃ不十分で家をどれだけ楽しめるのかっていう住い手さんのスタンスのほうがずっと大切で大きいのかもしれません。作り手として作ることだけに満足しちゃいけないですよね~。そんな意味でも、お漬物が出来る物置とか、畑の見える焼肉デッキとか、大きな室内土間に、キッチンを中心にした明るいLDKとか、今までのなんとなくありがちな間取りから良い意味で卒業できるようにたくさんの提案を考えたいと思います。北海道は確かに寒いところかもしれませんが、でも寒い寒いばかりじゃ、みんなとじこもりになっちゃいます。(笑)これからの素晴らしい季節、室内と屋外の中間を楽しめる間取りとそれを楽しんで住みこなそうとする住い手の皆さんにとって家庭菜園は意識を変えるよいヒントなのかもしれません。

今日はシューマンなんていかが?初夏の昼下がりに庭のデッキで聞きたいです。