2014年10月6日月曜日

ソトダン21北海道研修会



本日は、本州の建築関係者のみなさんによる北海道研修会のお手伝いをさせていただきました。写真は上遠野邸。1968年に建築家、上遠野徹 氏の設計により竣工した平屋の住宅でコールテン鋼で現場溶接されたフレームに連窓の窓が印象的な表情を見せています。日本のモダニズム建築を厳選したDOCOMOMOジャパン100選にも選ばれた美しい建築でみなさん感慨深げにご覧になっていました。今回のメンバーは著名な建築ジャーナリストである南雄三さんの呼びかけで遠く、四国や名古屋から北海道の建築を見るために来られたとのこと。北海道に注目してもらえるなんて嬉しいですね~。(笑)

40年経っても変わらず美しい室内。

設計者もたくさん来られて話が弾んでおりました。

澄川の家 外壁工事

 
外壁工事に到達した「澄川の家」今回は30mm×45mmの材料を目透かしで貼る方法にチャレンジします。要は材料と材料の間から防水透湿シートが見えることになります。そこでいつも使う白いタイベックではなく、もっと丈夫な紫外線に強いものを選びコストダウンを計りながら新しい外壁の板貼りを考えました。

 
黒色の外壁が美しい木の縦貼りで覆われてゆきます。

宮ノ丘の家Ⅱ 基礎配筋工事

基礎の高さが3mを超えるために、地足場を組んで配筋して行きます。コンクリートはこの足場を渡りながら流し込む予定です。

足場上から見た基礎の底盤の配筋です。

相変わらず眺めの良い敷地ですが、近づくと足場のボリュームに圧倒されます。

仮設トイレもおく場所がないので斜面から一段下がった位置に設けます。この時期は安全第一。気を付けて工程を消化しましょう。

宮の森の家 建て方そのニ

最近はほんとうに雨が多いです。10/4も雨になりました。屋根がしっかり葺けるまでは心配ですが、そこは百戦練磨のU棟梁。10cmの外貼り断熱を完了するや否やすぐに防水透湿シートを敷き垂木を留め付けています。最近の空模様ではいかに早く屋根をまとめるかが全体の工程を大きく左右します。窓の発注も無事終了。悪天候にも負けず快調に工程を消化している「宮の森の家」です。

この状態なら雨でも安心。降った雨が断熱材をぬらす心配はありません。

構造金物も一応全数確認です。