本日は、天井の間接照明の確認です。天井の梁に照明を当ててやわらかく全体を照らそうと考えました。最も悩んだのは、天井の反射率。クロスやペンキで白く塗られたものは反射率が高く、照明の出力も押さえられますが、生成りの素材の場合は同じ出力の照明でもずっと暗く感じるのです。一般的に建築家は暗めの照明が好きなようですが(笑)、私は比較的こだわりなく明るくします。むしろこだわるのは、光源が直視できるか否か?、もちろん手元照明やスポットは点光源ですが、反対に間接光も極力取り入れます。日本の家庭では長らく居間の中央の白色蛍光灯の大光源でぺた~っと上から照らしていましたが、むしろ私はそのスタイルが苦手です。手元は直接光、天井は間接光、光色は電球色で、一般部分は2700k(ケルビン)、ダイニングテーブルの上は同じか、3000kで建築家の日野桂子と同じようにハロゲンスポットを組んだりします。彼女曰く:「だってご飯が美味しく見えるのはゆずれないよ~(笑)」だそうです。建築もさることながら料理も凄腕の彼女らしいコメントだと思いませんか。
原田知世っていいですよ~