
7:00発の北斗に乗り一路函館へ、途中信号機の故障で一時間半の遅れとなり。

おかげで、たっぷり寝て...起きた函館駅は、記憶とはまったく違うものに変貌していた。
そーいえば、最後に来たのはもう20年以上前だものね~。

函館ではじめてお会いする、建築家ユニットのお二人。新築された自宅兼事務所の展示が素適でした。二世帯住宅の永遠のテーマである各世帯の距離感の捉え方に新鮮な驚きを感じました。

今回は注目の若手建築家のNさんともご一緒させていただきました。彼女のつくる建築を見たことはまだありませんが、とても詩的(史的?)なものを感じます。お話しすると古いものが大好きなのだとか、近代建築は長らく歴史的なもの(様式や慣習etc)を否定し合理による再構成をその基本としてきましたが、これからはどう変わるのでしょうか?

函館の朝日、海の向こうから昇る太陽は実に美しいものでした。

背後に山が迫る市街地、この厳しいスケール感は安易に建てられる平地をなくし、都市計画に複雑さと面白さを与えています。まさに厳しい設計条件の中で考えに考えた結果、素適なプランが生まれるようです。敷地の高さをいかに解決するか?という問いは全世界の建築家にとって永遠のテーマでしょう。
