2014年8月28日木曜日

澄川の家 キッチンの打ち合わせ

久しぶりに登場のクリナップのI氏。今日は「澄川の家」のご夫妻と一緒に製作キッチンのお打ち合わせです。ちなみに昨年リニューアルした札幌のショールームのレイアウトやデザイン、展示はI氏の仕事。以前のショールームを知っている人なら分ると思いますが現在はまったく別物に生まれ変わってます。実はその功績が認められて、旭川、つい先日は帯広のショールームもリニューアルしましたとのこと。うーんさすがです!来月は帯広に講演会で出かけるのでぜひ見学に行こうと思います。さて肝心のキッチンなのですが、カバ材の厚板で作る方向で打ち合わせがまとまり、各種の機器やアクセサリーも決まりました。話は変わりますが、I氏の尽力で当事務所のキッチンはさまざまな形のものが最近は全てオーダー品になりました。対面式やアイランド型、コの字、コ+I等々様々なレイアウトが可能になるので台所の設計の自由度が飛躍的に高まります。LDK一体の大空間を好む北海道スタイルの間取りには特にキッチンのリクエストが多く。居間の家具のような扱いや調理以外にも色々なワークスペースとの融合が増えています。家庭事務のコーナーや手芸に工作。以前はなんとなく家の奥だった空間が家族にとって楽しい場に変わることは設計者として嬉しい体験です。
 
 
 
 
 


 

むやみに全商品を並べようとせずお奨めの商品を絞って展示することでたいへん見やすい店内。写真は調理器具とレンジフードのコーナー。
 
今日はTOTOなんていかが?少しだけ秋を感じます。
 
 



宮ノ丘の家Ⅱ 地鎮祭

本日は美しく晴れ上がった空の下、「宮ノ丘の家Ⅱ」の地鎮祭です。クライアントさんが最初にご相談に来られたのが2010年。紆余曲折を経てめでたく本日着工となりました。眺めは最高の敷地ですが、ちょっとユニークな地鎮祭。実は敷地が斜度30°の傾斜地なのです。地鎮祭は読んで字のごとく、宮司を招き祝詞(のりと)を奏上して地の神を鎮め、工事の安全と建て主一族の繁栄を祈るものです。もちろん地面の上で行うのが一般的ですが。今回は空中に仮設のステージを跳ね出し、まちに飛び込むようなドラマチックな祭壇を設けました。工事を担当するのは、㈱剛建築工房さん。「2007ニセコの家」、「2011宮ノ丘の家」、「2012前田の家」、「2013西野里山の家」、中でもニセコの家はクライアントさんの多くが訪れた経験をお持ちのはず。不思議な事に剛さんの担当した家たちは熱狂的なファンが多く設計者が同じでも、見学の指名をいただく事もあります。社長のMさんや、I所長、M主任のきめ細やかな仕事がきっとその理由なのでしょう。

うーん離陸しそうな感じです。

斜面に跳ね出された祭壇。

宮司さんもこんな眺めの良い祭壇は初めてとのこと。安全に気をつけてみなさん頑張りましょう!(笑い)
 
いやね・・・この家も想い入れ一杯!
今日は渡辺美里 「夏が来た」なんていかが(笑)