2022年9月9日金曜日

藻岩の家 板金工事

 

壁の断熱が厚くなったために、窓は引っ込み彫りの深い印象となった300mm断熱の家たちもちろん「藻岩の家」も同様です。

本日はいつもお世話になっている(有)赤塚板金工業さんのお仕事を拝見

こちらは基礎のコンクリートと木壁の境界を見切る腰水切り。普通は見付寸法(折り曲げて正面に見える寸法)が40mmとかなんですけど・・山本設計の場合は15mm。細くて華奢に見えますが、板金を二枚合わせにして強度を出しながら加工していただいています。

こちらはお馴染み薄く跳ね出した庇の先端。この後採寸しきれいに包んでピシッと納めていただきます。

こちらは窓下の水切りです。壁の中に水が入っても大丈夫なように両端部を立ち上げた納まりです。仕上がると立ち上がりは外装材に覆われて見えなくなりますが隠れているところに一杯工夫が詰まっています。

こちら側が北西側の窓。壁より窓が引っ込んでいる様子が分かると思います。板金色はサッシに合わせて黒です。

本当に毎日が早いなあと思います。山はもう秋の気配がし始めました。

今日はMETAFIVE・・オリジナルはYMOだけど最高です