「宮ノ丘の家」は埋め戻しが終わり、家の中心を貫通するスロープが現れました。前面道路と敷地の高さが約1.7mあり、敷地から見て低い道路といかに結びつけるか?をいろいろと考えました。私のプランの中では、すっかりおなじみになりましたが、1階部分をトンネル状にくりぬき、建物のカーポートが奥の敷地への通路を兼ねるように考えてあります。要は道路側に建物を建ててしまっても、トンネルをくぐっていつでも家ノ裏に抜けられるという考えです。トンネル内は普段は車が置かれ軒下となるために雨も雪も心配ありません。豪雪地域で知られる東北地方の雁木からヒントを得て車が止められて、物置があり、奥に通りぬけが可能な空間を、北海道むけにアレンジしています。
布基礎の精度を上げるために、剛建築工房さんも、表面を研磨していただいています。
パッシブ換気の給気管がしっかり養生されています。
最近では、基礎の厚み以上の断熱材が私の現場では当たり前になりました。
みなさん、タイヤはもう交換しましたか?月曜日から雪との事、私は明日交換です。
それじゃ山下達郎でも。