2015年5月13日水曜日

旭川にて 新たな敷地にこんにちは!

 
昨日は旭川に敷地を見に行きました。近くに車を止めてまずは敷地の近くを歩き回ります。公園はどこにあるのか?学校は?人通りは多いのか?ゴミステーションはしっかり管理されているか?近所のお庭は手入れが行き届き今の時分ならチューリップやシバ桜、れんぎょや桜が咲いているか?路上駐車の車は多いか?歴史ある住宅街で住民のコミュニティーがしっかりしているか?日当たりは良いか?地盤は良いか?冬の風向きはどちらか?建物の主要な窓を向ける方向はどちらか?(南でよいのか?)、冬はどんな風景になるのか?町内の除雪はよいのか?夜は(外灯が)暗いのか?静かなのか?、夏になったら友人を呼んでBBQをどこでしたら気持ち良さそうか?住んでいて「来週は留萌にまでキャンプに行こうね!」っていう会話が家族から自然に出るだろうか?車は二台停められるか?(旭川では特に大切)、寒さに対する備えは十分か?(札幌よりずっと寒いから)、日本屈指の厳しく美しい冬を楽しめる性能が持たせられるか?長い冬の夜には暖かな間接照明と炎が家族に安らぎを与えられるか?キッチンは美しく機能的か?動線や間取りは十分無駄がそぎ落とされシンプルに出来ているか?備え付けの家具や建具は美しいか?暮らしの中で毎日使いたいと思わせるような洗練された道具に出来るだろうか?、寒さを暮らしに生かせるだろうか?・・・・・


久しぶりに旭川市役所に寄って、用途地域やそれ以外の建築制限、行政的指導の有無等々を聴取。それから東神楽の家具屋さんと計画で重要となる窓屋さんと打ち合わせをして帰路につきました。さてどんな風にしようかな?

今日は2CELLOSなんていかが、ここまで弾きこんでくれればマイケルも本望だと思います。
https://www.youtube.com/watch?v=Mx0xCI1jaUM

山の手の家 高さ整理

 
今日は今までの実測結果をまとめた高さ関係の整理です。まず上図は左側が既存の図面を元にした想定図、右側が先日来より現場を解体し実測した事実を元に起こした実態図です。現況の床がネダフォームに設計変更された結果、想定より60mm低かったことは前に述べました。現況が想定より低いのですからその上に新規の床を組んでも2.4mの天井高は余裕で取れるはずでした。しかし先週末、天井の一部を解体し柱の長さを実測したところ今度は柱の長さが120mm短いことが判明したのです。2.4mの天井高を取るのに6cm貯金があると思い込んでいた私たちですが、一転(6cm-12cm)=-6cmの赤字(寸法不足)に陥ってしまいました。深刻なのは間取りを変更するために既存の桁梁の強度不足が生じる部分に下から大きな梁を追加して補強しようと考えていたところが全て納まらなくなってしまうことです。上図のように補強の梁が天井を42mmも突き破ってしまうのです。さてそこで急遽、武田社長と作戦会議です。こんな風にリフォームは新築とは全く異なるものづくり。反射神経が大切です。(笑)

梁伏図を前に解決策を練る。その結果はと言えば、概ね方向性は決まり解決策が見えました。
うん出来そうだ!(笑)
 
今日はTOTOでEndlessなんていかが(笑)