今年はまだなんだか寒いですね~。しかし畑に苗を植える季節がやって来ました。毎年大活躍する小型のカルチベータ(耕運機)。おもちゃのような小ささながらパワーは十分。あっという間に耕せます。実は3週間前に石灰と米ぬかを撒いて軽く耕してあったものを植え付け直前にもう一度さらさらに耕します。特に粘土質な私の畑はこの一手間が欠かせません。あくまで段取り8分、こんなところも設計に実によく似ています。(笑)
みるみる耕して行きます。耕された土は空気を含みさらさらになります。
次男、三男とジャガイモの種芋を切っているところ。病気や手入れにうるさくないメークイン種が毎年の定番です。目を残して二三個に切り分けます。
切った断面には草木灰を付けてっと!
連作障害が気になるトマトは土換えをして支柱を立てて結びます。はつか大根やサラダ菜の種も蒔いておきます。
特にハーブの中には北海道の厳しい冬を越えるものが少なくありません。写真はオレガノ。ピザやパスタによく合います。意外にお勧めなのはハーブティー。ミントと一緒に沸騰したお湯に入れて3分、独特の芳香がよく合います。
こちらはスペアミント。トマトや葉物の近くに植えて防虫草にも使います。濃く入れた紅茶に入れて中東っぽい香りと雰囲気を楽しみながら一風変わったティータイムはいかがでしょう?(笑)
大きな葉は、ヒトビロ(アイヌねぎ)周りの細い草は全てにらです。家の裏に自生してこの季節になるとどこからともなく生えてきます。特に手入れしなくても自生する野菜としてこの他にも、蕗(ふき)、ウド、アスパラ、三つ葉、ミョウガ、赤シソ、青シソ、などがあります。不思議なことにこうした野菜は毎年自然と生えてくるので、お店で買うことがこれからの季節は少なくなります。家庭菜園は、ほんとに小さな空地があれば始められますし、ベランダや風除室もよい畑になります。ほんの少しの手間で安心安全な野菜がいつでも手に入る経験はぜひみなさんにお勧めしたいものです。(笑)クライアントさんは今年の豊作をお楽しみに。
素敵な日曜日をありがとう!
土いじり、それは日曜日よりの使者。いい曲です。