室内のボード貼りがどんどん進む中で外は連日の雪、雪、雪。とくに西野地区は今年は特に多いです。室内はほんとうに平和なのだけれども一旦外に出ると...
激しく雪が降りしきる中、板金屋さんが建物のポイントになる軒と破風を仕上げてくれています。「発寒の家」から薄く跳ね出す軒先のデザインをあれこれと工夫しています。無落雪が多いために、ともすれば無愛想な...と評される北海道の陸屋根。役割を素直に果たすかたちは確かにある意味素直かもしれませんが、やはり四角い屋根がずらっと並ぶ住宅街に寂しさを感じてしまうのも事実。別に私が建築家だからデザインにうるさいとかじゃなくて、やはり目的を果たすだけのかたちじゃ...いまいち不十分なのでは?そんなふうに思ったのがきっかけで、軒のある四角い屋根?をいろいろと考えて見ようとなった次第なのです。(笑)
見付け寸法(厚さ)は24mm+2mmの26mm。跳ね出しは20cm。四角い屋根ながら空の青さをピシッと切り取る屋根を目指しています。
降りしきる雪の中で作業する板金屋さん。ほんとうに頭が下がります。今日もごくろうさま。
伸び伸びと掛け上がった階段。もちろんU棟梁とY所長の力作!