2023年12月31日日曜日
2023御礼
2023年12月23日土曜日
発寒の家Ⅳ 断熱工事
2023年12月8日金曜日
北7条の家 BELS
今年2件目の「札幌版次世代住宅基準」のプラチナグレードが「北7条の家」BELSの評価証を頂きました。紺野建設さんのおかげで現在建設中です。各部の断熱グレードをHGW16-38(北海道で一般的な16kg高性能GW)を物差しにして示します。屋根:536mm相当。順に壁:314mm、外気床:538mm、基礎(外断熱):207mm、土間下:58mm、窓:UA0.78W/㎡K、玄関ドア:0.94W/㎡K。BEIは3種換気、太陽光発電考慮せず(札幌市の条件による)、各方位ともサッシの日射熱取得率は0.33~0.34。ガラス色はニュートラルで標準計算としました。
2023年11月30日木曜日
11/29 現場の様子 発寒の家Ⅳ/建て方
赤く見える唐松集成材の梁は顕し。それ以外のスプルスの白身材は隠蔽。なので伏せ図のチェックはいつも大変。話は変わるけど・・南部以外は美しい杉の育たない北海道。その代わり松材による集成材や人工乾燥の技術が発達した。おかげで梁の強度はE-105以上が最低。高強度材になるとヤング係数はE-150以上にも及ぶ。こんな風にして大黒柱を立てることなく半年間、雪を載せたままにできる大スパンの屋根の強度は得られている。
The red-looking Karamatsu laminated timber beams are clearly visible. The rest of the spruce white meat is hidden. Therefore, it is always difficult to check the hidden drawings. On a different note...Hokkaido, where beautiful cedar trees don't grow anywhere other than the southern part. Instead, laminated pine wood and artificial drying techniques were developed. Thanks to this, the minimum strength of the beam is E-105 or higher. High-strength materials have a Young's modulus of E-150 or higher. In this way, the roof is strong enough to hold snow for half a year without having to become the main breadwinner.
今日はKANなんていかがでしょう
How about KAN today?
2023年11月25日土曜日
11/24 発寒の家Ⅲお引渡し
こっから先は余談ですが・・高断熱高気密住宅だからと言って、分厚い住み方マニュアルや特別な住まい方をお客さんにお願いすることはありません。かつてはそんな風に勿体ぶった取説を長々としていましたが/笑・・お客さんがその通り住んでくれるのは最初の数年・・それに気が付いてからは、家の方の包容力を上げて多少やんちゃな住み方をしても深刻なことにならないように作り方や設計を工夫するように変えました。
As a side note, just because it is a highly insulated and airtight house, we do not ask our customers for a thick living manual or special living arrangements. In the past, I used to give long and careless instruction manuals like that/LOL...Customers only live according to the instructions for the first few years...After I realized that, I started to improve the tolerance of the home owners. We have changed the way they are made and designed so that even if you raise them up and live in a somewhat naughty way, it will not cause any serious problems.
「大切なことは4月~11月までは3種換気のスイッチをON、それ以外の季節は切っちゃってOKです!」みたいな感じです。2009年以降、300mm断熱の家にしてからは一日合計6~8時間の暖房稼働で設計室温の下限値18℃以上を維持できるので運転時間は引き渡し時にタイマーセットしちゃいます。お客さんは実際に住んでみて微調整だけすればOK!そんな感じです。それ以外にも・・窓は一年中自由に開けて下さい。冬は一番浴室と脱衣所が暖かいですから換気扇は入れても入れなくてもカビは生えません。冬、洗濯物があっという間に乾いてびっくりしますよ/笑。加湿器が欲しいなと思ったらまずはお風呂の蓋を開けて下さい。簡単に加湿できます。気密性が高いので解放式ストーブは厳禁です!でもカセットコンロはOKですよ/笑・・これからも楽に簡単に住める断熱住宅を作って行こうと思います。難しいと長続きしないので/笑・・
最後に貴重な挑戦の機会を頂いた建て主さまに心より御礼申し上げます。住まいを自由に楽しんで下さい。
``The important thing is to turn on the 3-type ventilation switch from April to November, and turn it off during other seasons!'' Since 2009, since we built a house with 300mm insulation, we can maintain the design room temperature above 18℃ with a total of 6 to 8 hours of heating operation per day, so we set a timer for the operating time at the time of handover. Customers just need to try living there and make minor adjustments! It's like that. Other than that... please feel free to open your windows all year round. Bathrooms and dressing rooms are the warmest areas in winter, so mold won't grow even if you turn on the ventilation fan or not. In winter, you'll be surprised at how quickly your laundry dries/lol. If you want to use a humidifier, first open the lid of the bathtub. You can easily humidify. Open stoves are strictly prohibited as it is highly airtight! But a cassette stove is OK/lol...I'm going to continue building insulated houses that are easy and comfortable to live in. If it's difficult, it won't last long/lol...
Finally, I would like to express my sincere gratitude to the owner of the building for giving me this valuable opportunity to take on this challenge. Please enjoy your home freely.
2023年11月24日金曜日
11/22 現場の様子 神楽岡の家Ⅱ/気密測定
本日は旭川で建設中の「神楽岡の家Ⅱ」の気密測定です。測定前に外壁貫通部のチェックを手分けして行い、送風機で室内の空気を吸い出して(減圧法)漏気がないかを確認します。
2023年11月21日火曜日
11/21 北7条の家
建て方が始まった「北7条の家」です。当初は札幌版次世代住宅基準のゴールドレベル(UA:0.2W/㎡K)を目指していましたが、建て主さんの希望により最高グレードのプラチナ(UA:0.18W/㎡K)に設計変更いたしました。
ちなみに札幌版次世代住宅基準は全国一厳しい性能基準です。
小さな敷地なので、クレーンが入ると荷下ろし場も中々取れません。1回に1フロア分の材量しか運び込めないので、建て方の間は紺野社長には現場に張り付いていただいています。棟梁は親子鷹のTさんと2名の大工さんで建て方を進めていただいています。
2023年11月12日日曜日
発寒の家Ⅲ 見学会のご案内
この度、飛栄建設さんと取り組んでまいりました性能向上リフォーム「発寒の家Ⅲ」の見学会を建て主さまのご厚意にて開催する運びとなりました。
昨今の解体費、建材費の高騰を受けて新築市場が萎む中、性能向上改修(断熱&耐震性UP)はポスト新築として非常に注目されています。ぜひこの機会にご見学を頂ければ幸いです。
見学に関しましてはコロナ、インフルエンザ等の感染に十分配慮するため1組さま一時間とさせていただきます。
お問い合わせフォーム https://ako-a.com/contact.html
「発寒の家Ⅲ」とは? https://ako-re.blogspot.com/2023/05/blog-post_12.html
2023年10月24日火曜日
神楽岡の家Ⅱ 建て方
2023年10月22日日曜日
YKKAPライブストリームフォーラム
2023年10月21日土曜日
北7条の家 着工しました
2023年10月19日木曜日
発寒の家Ⅳ 着工しました
2023年9月26日火曜日
YKKAP LIVE Stream Forum 2023
発寒の家Ⅲ 中間気密測定
桂岡の家Ⅱへ
二回目の夏が過ぎた「桂岡の家Ⅱ」。南を閉じて北に開く300mm断熱の家に伺ってきました。住まい手さん曰く「今年は暑かったけど・・エアコンなしで乗り切れましたとのこと」意外でした・・ふと浮かんだのは・・札幌近郊に多い眺めの良い北斜面などは「北に開いて眺望を頂きつつ暑さをいなす??」みたいな計画の段階が実はあるのかもしれないな?と・・南に開くタイプの300mm断熱の家が軒並みエアコンプリーズ!となった今年の貴重な収穫になりました。二年を経て・・最も光熱費の掛かる2月のガス代(LPG)が約2万円/月とのこと(全室暖房/32坪+給湯+調理)。超断熱化で自然温度差が約11~13℃にもなると大き過ぎる南の窓はけっこう扱いが難しくなってくるなあ~と今年は特に感じた夏だった。今後は南面開放型のプランには標準で全室冷房を導入せざるを得なくなると思う。その反面、南に閉じるタイプの実践も進めてみようと思いました。