本格的な降雪期に入る前に足場の解体が間に合った「福井の家」です。
南東側は3m以上下がっていますのでそこから見上げるとこんな感じです。
日射角度の低い冬向けの壁面太陽光パネルです。今の時期は午後3時で夕方の感じですから、南西側壁面の一番高いところが最も効率よく日が当たります。
通常であればそこを2階のLDKとすべきですが、隣家の壁が目の前に迫ってしまうことと、大開口を設ければその反作用として太陽光パネルに割ける壁面は減ってしまうので、南東側にLDK、南西側は大きな窓が不要な子供室とすることで必要な壁面積を確保しています。
物置とサービスヤードが見えます。
庇を伸ばす反面、その下のアプローチ壁面は敷地側にセットバックさせ、6mしかない前面道路幅員を少しでも広く使えるように考えました。