2013年11月24日日曜日

西野里山の家 各部再確認

本日は休日返上で現場が動く「西野里山の家」です。
 
やっと板金屋さんが屋根を葺いてくれた「西野里山の家」。今年の職人不足はほんとうに大変ですね~。遅れに遅れていた屋根板金も無事完了!大屋根はいつもの無落雪タイプ。その他の下屋や小屋根は蟻掛葺きです。
 

西側から外壁の板貼りが始まりました。

耐候処理がされた松の貫板。昨年の前田の家と同じ要領で納めてゆきます。今回は外壁から飛び出しているものが多く建物の形状もより複雑なので大工さんはなかなかたいへんです。

少し緑ががったグレーという感じの塗装初期ですが、これが1年ほどで驚くほど豊かな表情に変化します。
1年経った「前田の家」 http://ako-re.blogspot.jp/2013/05/blog-post_30.html

外壁の板は、I所長と、現場担当のMさんが協働で会社の土場で塗装したとのこと。貼り上がりが楽しみですよね~(笑)

こちらは壁を貫通する煙突のメガネ石。壁厚が36cmとぶ厚いのでメガネ石も×3枚となります。

こちらはパッシブ換気の給気取り付け部分。ユニットバスの下を通してUTの床下で外気を加温します。

長さ90cmしかないフローリングを二本のやとい実(ヤトイザネ)でつなぎ、建具や窓の枠材に用いている。昔からの家具屋さんの技だけど、短い材しかない時代はこんな風に長材を自由に作り出すことができた。最近はいくらでも長い集成材があるから見かけることが少なくなったけど、日本の職人さんはやっぱり凄いよね!

美しく並んだ大垂木の下で壁のボードを加工するI棟梁。家中の内装が左官仕事だと聞いて、楽しみのあまり毎日現場に現れる左官屋の親方に早く場所を明け渡すために作業にも熱が入る。

ピンクの水糸はビスの位置を水平に揃えるためのもの。こうすることで水平一直線にビスの頭がピシッと揃う。
 
今日は休みの中ほんとうに全員ごくろうさまです!あともう少し、素晴らしい仕事にしましょう。そしてお客さんを喜ばそう!体もきついけど事故のないように、頼りにしています。
 
今日は財津和夫なんていかがでしょう。