本日は「南沢の家」のお引渡しでした。
先ほど取り扱い説明とお引渡しが完了したばかり。5月の連休明けから早4カ月の耐震&断熱改修が無事完了しました。
この場をお借りして現場に携わったみなさん、そして貴重な学びの機会を頂いた建て主さまに心より御礼申し上げます。みなさん今までごくろうさま。そしてありがとうございます。
想えば築30年の断熱建物を現在の視点で耐震&断熱改修するという経験は中々得難いもので・・新築では当たり前にできることがそもそも難しかったり、「作る」という作業の前に必ず「解体」と「修理」という工程が欠かせなかったり・・
いつもながらいかに新築慣れし過ぎているのかを痛感するよい機会でした。
中でもリフォームは熟練の大工さんの腕が何倍も必要なことがよく分かった現場でした。
2021年現時で、国内には約5400万戸の既存住宅のストックがあるそうで、これからの省エネや、温暖化ガス削減はまさに新築のみならず、こうした膨大な中古ストックをいかに改修するかに掛かっているそうです。
そんな意味では凄く現代的で最先端の仕事を体験できたと感じています。ここ10年で採用して来た0勾配シート防水屋根やパッシブ換気、新築にも既存改修にも有効な外張り断熱工法、木製外壁、木製カーテンウオール、白樺合板による美しい内装等々・・建て主さまにはまた新たな住まいとして毎日楽しく住みこなして頂けたらと思います。
いつものようにお祝いのお花を買って・・・
まずはクリナップさんによるキッチンの取説から・・
飛栄建設の松田社長による各部の取説、保証書等のファイリングの確認。そして鍵のお引渡しです。
取説が一通り終わるころには外は夕暮れに
住宅街にまた新しい風景が加わりました。
あれっ、新しい感じなのに前からあったような・・不思議な感じ。そんな風に街のみなさんに感じてもらえたら嬉しいと思います。リフォーム最高!(笑)
今日はVan Halenなんていかがでしょう