2024年4月4日木曜日

発寒の家Ⅳ 内装工事その3

 


 宇野棟梁にテーブルを仕上げていただきました。いつもながら最高の仕上がりです。
本当にありがとうございます。
 白樺積層合板はラミナの木目を90°毎に積層して作られています。ですのでコーナー部分から見ると積層面も木口方向は濃く、木目方向は薄く交互に色が付きます。木口処理が不要(合板なのに無垢材みたいに使える)が売りなので無垢板同様手間をかけてよく研ぎオイルで拭き上げます。シナベニアも過去にはよく使っていたのですが・・剝がれ易い木口テープや木目を感じ難い白過ぎる表面が自分はあまり好きになれませんでした。同様に建具枠や階段材も集成材はありふれていているし、全部無垢材だとお値段も・・・そんな時知ったのが白樺積層合板。北海道では植林された松林を食い荒らす厄介者の白樺でこんなにきれいな合板を作っていただきました。

滝澤ベニヤさんありがとうございます。
滝澤ベニヤHP https://www.takizawaveneer.co.jp/


美しい木目が冴えるテーブルとなりました。

エコシラ合板の仕上げ面は、ブックマッチ(本を開いたように左右が対象となる手法)で
美しく仕上げられています。こうしたところも生産者の心遣いが伝わってきます。