2009年9月18日金曜日

庇 ひさし hisashi 

南側の窓の上には、夏場の日差し避けのために庇を付けることが多いです。どんどん、断熱をよくすると、燃費もたいへんよくなりますが、その分窓から入る太陽光に気をつけないと夏場がたいへん。そこで、薄手の庇をシュッと出します。先端の厚さは10cm、出は壁から60cm。しかしこれがなかなか難しく、各工務店さんによって様々なやり方があります。見ていて面白いので紹介しますね。

緑が丘の家

岩内の家


岩内の家と緑が丘の家はこのタイプ、まめに補強を入れて頑張ります。(T棟梁 作)


宮の沢の家



さらに庇全長が長い宮の沢の家は、寸切りボルトで庇がごめんなさいをしないように引っ張って補強しています。(F棟梁 作)

西岡の家では、なんとスチールプレートで跳ね出します。(S棟梁 作)
外から見ると同じようでも、棟梁のみなさんいろいろ工夫してくれています。この場をお借りして御礼申し上げます。
「いつもめんどくさくて、ごめんなさい。そしてありがとうございます。」