「北7条の家」が本日着工しました。担当工務店は紺野建設株式会社さんです。6年前に「帯広の家」を担当していただいた十勝を本社とする工務店さんですが、現在は札幌進出を果たし、久々に札幌でご一緒することとなりました。
紺野建設株式会社HP https://www.konnokensetsu.com/
紺野建設さんは性能向上改修はもとより、長年パッシブシステム研究会にてご活躍された実績がありパッシブ換気についての経験が豊富なこと、自社で400mm断熱にも取り組む等・・超断熱化にも理解が深いことから新築にてご縁があればと思っていたところ、ふとしたきっかけで2年前よりお付き合いが始まり今回のご縁を頂きました。「北7条の家」は年を跨ぐ工事となりますが、安全に気を付けてよい家づくりに取り組みたいと考えています。
この「北7条の家」ですが札幌版次世代住宅基準の最高グレードを目指しており、意外にも「発寒の家Ⅳ」についで当事務所二軒目のプラチナグレード(UA値0.18W/㎡K、BEI:60%以下)となりました。札幌版次世代基準自体が日本一厳しい断熱基準ですから、性能的には国内でまだ数十軒しかない住宅になります。
本日は遣り方が出たのでその確認です。少し敷地内が道路より低いのでその分を勘案したGL設定です。写真のピンクのリボンは砕石杭の位置。通常であればRC杭を使う場合が多いのですが、周囲への配慮(騒音&振動)と将来的に更地に戻した際、撤去義務の不要な砕石杭を選択しました。これから雨が多くなりますが敷地内の水捌け改善にも有効なので基礎工事等の仕事に寄与すると思います。