現在、菊水の家では気密測定に向けて準備が進行中です。写真はチーム菊水の電気工事担当のK専務。壁付けブラケットの高さや離れ、供給側の電線の貫通位置等々を細かく決めてゆきます。
3階では、スキップフロアが進行中。菊水の家ではリビングとダイニングキッチンを段差で分けて配置して一体空間ながら用途分節も同時に行います。
2階からバルコニーへ出る扉には少々仕掛けがあります。本邦初公開です。一見見た目は普通のテラスドアですが実は....
レバーを水平にすれば、内開きになり.....
レバーを上まで回すと、扉の上部が室内側に倒れて、簡単にロックされたまま換気ができる状態になります。ドイツでは一般的なドレーキップというスタイルの窓で、慣れるには少々時間が掛かりますがなかなか優れた開閉のスタイルです。まあ欠点は少々コストが掛かるところですが..(笑)
お馴染み気密施工です。菊水ではガスケット+テープです。
サッシも内側からシールします。反対に外部側はオープンジョイントです。
樹脂製窓と異なり木製窓は廻りに1cmの隙間をぐるりと設けてそこにシールを打ちます。
一見美しく塗り分けてあるように見えますが、まったく別のエコシラ合板を継いでいます。
裏から見ると...座金とボルトでお互いを引っ張り合って継いでいます。こうすることで長物を特注することなく、安価な規格品を用いて長物材を作ります。㈱日新インテックさんはチーム菊水の内部建具担当ですが、こんな技を使ってさりげなく、現場の要求に応えてくれます。
実はかなりメカニカルです。