昨日は「宮の森の家Ⅱ」の上棟式でした。午後から現場を片付けて掃き清め、宮司さんをお呼びしました。
朗々と響き渡る声で建て主さまのご繁栄と家内安全そして現場の無事故と安全を祈念していただきました。
想えばこうして上棟の日を迎えるまで、気付けば3年の歳月が経っていました。幸運にも他の現場の忙しさにかまけていた自分はおめでたいことに、本来の上棟の喜びを忘れていたように感じました。
つい昨日まで・・図面の中にしかなかった絵が現実に変わる驚きと喜び、日増しに出来上がる姿に私たちも、住まい手さんもどんどん日々の楽しみが増して行きます。
世間ではコロナ禍と言われますが、日常がほんの少し変わることで・・毎日忙しいと働いていたことが・・いかに幸せでかけがえのないものだったのかを想い出しました。
コロナが原因で亡くなられた方々や今も闘病を続ける人達には心よりのお悔やみとお見舞いを申し上げます。また毎日、命がけで治療や看病に当たる医療従事者の方々、インフラを支えるソーシャルワーカーの人々には感謝と応援の気持ちを捧げます。
その一方でそうした多くの尊い犠牲を通して頂いたチャンスをけして無駄にすることなく家づくりに打ち込めることに感謝したいと思います。
今日はピアノが聞きたくなりました。