2020年10月13日火曜日

新琴似の家 北国の庭




「新琴似の家」の庭・・もう10月も半ばなんですけどガーデンジャパンの小坂さんによる息の長い花種の組み合わせと積雪期間は堆雪スペースとして機能するように考えられた植栽。今の時期はお花も野菜も終わって寂しい庭が多いんですけど・・地域の気候を知り尽くしたガーデナーさんはほんとうに凄い・・これからもよろしくお願いいたします。(笑)

雪が降ると草花は平面的に潰れてしまい堆雪場所としても機能します。低木だと雪で傷まないように雪囲いが必要になり結果的に場所はあれど堆雪スペースとしては使えません。

花の咲く時期や寒さに強い種類を巧みに組み合わせて、長い間庭を華やかに彩ります。これも造園家の腕とセンスの見せ所。

こんな風に組み合わせのアイディアの豊富さはプロにかないません。普通は一時期だけ華やかにお花が咲いて季節が過ぎると寂しくなっちゃうお庭が一般的です。

菊類は寒さに強く色も様々

気取っていないところが最高ですね~

一つ一つのお花はむしろ清楚なくらいなのに

敷き込まれた札幌軟石がいい味わいです。軟石は多孔質ですぐに苔むして味わいを深めます。

先日・・ギターの革命児E.ヴァンヘイレンが亡くなった。私の世代は彼のギターに影響を受けなかった者はいない。心よりご冥福をお祈りしたい。今日の曲はカテドラル。大聖堂に響き渡る残響をエレキギターで再現している。まるで彼の魂が空に登って行くよう・・合掌!



 

釧路の家 外構工事

 

ガーデンジャパンさんによる「釧路の家」の外構工事が無事完了しました。
遠方のお仕事ごくろうさま。そして何より貴重なお仕事の機会を頂いた住まい手さんに心より感謝申し上げます。

札幌から遥か遠く離れて、果たしていつもの空気感が現地で再現できるのか?

住まい手さんの意図を大切にしながらどこまで・・ガーディナー(造園家)の色を加えられるのか?いつもなら自分の目や手で自由になるものが中々そうはならない貴重な体験でした。
まだ植えられたばかりですが、これから冬を迎え雪の下で力を蓄えた草花が来年芽吹く様子が今から楽しみです。
現地の施工者さんは地元ですが、枕木の敷き方や植益の取り方はしっかりガーデンジャパンさんですね~(笑)


隣地境界に打ち込んだ枕木

道路から見ると裏側になる南側の前庭に貼られた芝生と低木です。

こんな感じで来年が楽しみです。

今日はモーツァルトが聞きたいです。