2021年6月16日水曜日

桂岡の家Ⅱ ほぼ1日で建て方完了!

 

「桂岡の家Ⅱ」の建て方工事がほぼ1.5日で完了!驚きの早さ・・
工事をご担当いただいているヨシケンさん考案のハイブリッド工法(在来+パネル)の建て方はとても新鮮でした。

いつもは柱こそすぐに建つものの壁の合板が張られて柱の間から向こうの景色が見えなくなるまでにけっこう掛かる印象でした。
ヨシケンさんHP https://www.daichinoie.co.jp/ 

なんと一昨日までは1階の床しかなかったのに1日で見る見る家になりました。

その第一印象は・・
①:やたら柱間隔の広いパラパラっと柱が立っている印象。
②:その柱梁の空間に大型パネルをポンポンと建て込んで行く。約1時間で1階パネルの建て込みが完了!こりゃあ~早い/笑

6/14(月)11:00くらいの様子。パネル1枚に対して大工さん4人で建て込みを開始します。
クレーンのオペレーターさんと玉掛け役そして大工さんの三者が息を合わせて大きなパネルをどんどん建て込んで行きます。
6/14(月)12:00頃の様子。パネル建て込み開始1時間で1階のパネルは完了してお昼ご飯。本当に早くてびっくりでした。
6/15(火)の朝の様子。二階のパネルが完了し、小屋の梁架け作業中。
6/15(火)の作業完了時。屋根の防湿工事まで完了!明日の断熱工事に備えて屋根用のグラスウールを荷揚げしてこの日の作業は終了。

6/16(水)午後の様子。見る見るうちに屋根の断熱工事が進みます。

「桂岡の家Ⅱ」の屋根は外張り断熱工法です。写真は第一層目の240mm断熱。この上にクロス下地で105mm断熱を追加します。

こちらはパッシブ換気の塔屋です。点検のために屋根に出られるようにしてあります。

こちらは塔屋を内部から見上げたところです。

室内の造形が見る見る出来上がって行きます。良い赤味の材料は地元のカラマツから作った集成材です。旭川の林産試験場で開発されたカラマツの集成材は色味はよいものの狂い易いといった従来のカラマツ無垢材の欠点を克服した優れた構造材です。

暖かな照明に映えるのでとてもインテリアの雰囲気が良くなります。美しい地域の特産材ですからもちろん顕しで使います。
こちらは南東側のコーナー窓。山の緑を室内に引き込みます。

今日はSuchmosなんていかがでしょう