本日は、宮ノ丘の家の床版(スラブ)を打ちました。もうブログをお読みの方はおなじみと存じますが、コンクリートを型に流し込むことを、建設業界ではコンクリートを打つと表現します。コンクリートは、化学製品ですがもとはドロドロの液状ですから、固まるまでは雨や気温に敏感なのです。低温時には温度補正(コンクリートの設計強度に余裕を見込んで配合を調整すること)を行う必要があることを以前に書きましたが、今日は硬化する過程で表面を均す工程をご紹介します。
すっかり葉が落ちた隣の雑木林。今日は天候が不安定で晴れのち小雨の繰り返しです。本日も現場全体にブルーシートの屋根をかけて、打ちたてのコンクリートが雨にたたかれるのを避けたI所長。午後遅くからは、コンクリートが硬化しきる前に床を水平に均すために左官屋さんが現場に入りました。
床のスラブ均しといっても、コンクリートにまみれながらの重労働です。船とよばれるスタイロフォームの板の上に乗りながら、手早くコテを使い床の凹凸をきれいに均してゆきます。
玄関を入ると、真正面にストーブの赤々とした炎を見せる予定の、宮ノ丘の家ではその暖房熱をコンクリート製の床と腰壁にやんわりと蓄熱させようと思っています。そのためにはストーブの置かれる床が大きな熱容量をもつコンクリートであることが欠かせないのです。
概ね均しが完了した納屋の床。
今日は、テクノねっ!テクノミュージックは今や日本の特産品ですよね~。さまざまなスタイルに分化し、今やPCの普及で家庭でも手軽に曲が作れる時代。黎明期のYMOをはじめ優れたミュージシャンが多い日本はテクノ大国かもしれません。今日はパフュームでもいかが?
冬も近いのでもう一曲!