U棟梁が見事に作り上げてくれた段付きの天井。北欧テイストが大好きな住い手さんのために吸音性に優れた有孔ボードを割り付けて作りました。天井の下に張り出して棚のように見えるのは間接照明のためのコーブ。ここにLEDの光源を隠し天井に反射させた光でLDKを柔らかく照らそうと考えました。これから日がどんどん短くなって夜の長い季節に入ります。特に北海道の晩秋は夜の長さが14時間以上にも及びます。そんなちょっぴり憂鬱な季節を楽しく乗り切るためでしょうか、住宅の設計を始めてキッチンの次に多いのが内照式照明のリクエストです。同じく要望の多い二階居間型の間取りの場合は吹き抜けが簡単に取れますからそれぞれの家に合わせて特徴的な夜の装いをデザインしています。
(*注:コーブは収納のための棚ではないので物を載せる場合は予め強度と落下防止の工夫が必要です。)
写真は「北25条の家2011」屋根を外貼り断熱にして梁の間に光源を吊り下げました。
写真は「宮の森の家2014」対面型キッチンの足元にフッライトを入れました。
写真は「西の里山の家2013」カーテンBOXの中に照明を仕込み力強い天井の垂木(タルキ)を照らそうと考えました。
こちらはバックヤードの食器棚
こちらは家庭事務に使える家族コーナーです。
階段の途中には窓が
大型のペンダントを吊るす腕木。
今日は大好きなバンプ!藤原君~最高です。(笑)