家庭菜園を始めた住まい手さんからよく聞かれる質問が水やりの頻度。要は「どのくらいの間隔で苗に水をやったらいいですか?」っというもの・・最初の頃は自分も曖昧だったので上手く答えられなかったけど・・「最近はある程度育てば水は要らないです!」と答えるようになった。
実はこれ・・お隣のガーデニング名人の受け売りなんですけど(笑)本当に言い得て妙なので今日はそのお話しをします。
上の写真は現在の事務所菜園の様子なんですけど手前から奥に向かって水やりしている苗とそうではない苗が分かるでしょうか。ちなみに植え付けは二週間前から開始して画面一番奥のトマトから手前に向かって植えてきました。
植え付けの次期を数回に分けるのは手間のこともありますけど・・寒さに強い苗かどうかと乾燥に弱いかどうか・・この二点が凄く大切なんです。
例えばトマトやピーマンの仲間は比較的寒さに強くて摘期(収穫期)も長い。特にトマトはある程度、寒さのような過酷さを与えて育てた方が実も甘く美味しくできます。
その一方でナス、バジル、キュウリのような野菜は暖かさが必要で水が大好き・・なのでまだ寒い時期に植えると元気が出ないところに水を欲しがるから水を与えると更に温度が下がって、囲いやマルチをしないとすぐに枯れてしまいます。
そんな理由で苗を植え付ける順番は寒さに強い順となりました。
寒さに強い:トマト、ピーマン、オレガノ、タイム、パセリ、ジャガイモ/植え付け4月後半
寒さに弱い:キュウリ、ナス、バジル、葉物野菜/植え付け5月に入ってから
写真は植えたばかりの唐辛子の苗。葉が下を向いているのが分かるでしょうか・・こうした状態だとすぐに水やりが必要です。
一方こちらは二週間前に植えたピーマンの苗。全然元気なので水やりはナシ。水がないので土の中で盛んに根を張って養分と水を求めています。
ナスは高めの気温と水が大好き。乾くと葉がすぐに下を向くので根が張るまで充分に水やりします。苗の真下に施す元肥も結構大量に必要な大食漢がナス。上手く作ると夏に最初の収穫期。その後一度刈り込むと秋には秋ナスが採れます。
こちらはレタスの仲間のレッドウエーブ。葉物は気温さえ上がれば育てるのも比較的簡単です。それでも乾燥には弱いのでこんな風に大きな葉っぱは枯れてしまいがちになります。でも心配はご無用!中心の若葉が元気に育って毎日サラダが楽しめるようになります。(笑)
今日はjonny Hepbir Quartetなんていかがでしょう?