2020年3月21日土曜日

常盤の家 型枠工事

本日の「常盤の家」の現場です。現場では基礎の型枠工事が進行中です。
写真は排水管を後ほど通すケーシングを忘れていないか確認しています。

「常盤の家」を担当していただくのは飛栄建設さん。昨年は「野幌の家Ⅱ」と「新琴似の家Ⅱ」をご担当いただきました。多くの工務店さんが大工さんを現場毎に外注することが多い中、飛栄さんの大工さんは社員さん。ですから私の現場に来てくれる大工さんはみなさん顔馴染みの人ばかりです。

そこでは過去の現場の改良点や様々な提案を頂く訳でそれを基に図面を毎回改良することができます。そんなことに無頓着だった昔は、毎回異なる外注大工さんに、現場毎に同じ話を繰り返すばかりで、中々成長が感じられないと悩んだ時期もありました。

現社長の松田さんはキャスティングを考えてそこを上手く調整してくれます。良い建物を作るためには設計者の精進はもちろんのこと、精一杯打ち込める環境が欠かせません。

話しは変わりますが「常盤の家」の住まい手さんは、飛栄建設さんの現場をお見せしたことがきっかけで指名を頂きました。

不思議なことですが・・素人と言っても、自らが家づくりをする立場になると自然に心の目が開いて今まで見過ごしていた他の現場が気になるようになったりします。そこで私の事務所では工事中の現場に図面をやり取りしている作り手さんをよくお連れします。

実はどんなことが大切なのか?良い仕事と並みの仕事はどこが違うのか?そんな話をしながら現場を回ると見る見る目利きになります。

基礎断熱は160mmのEPSです。非常に丈夫で紫外線にも強く費用対効果も高いボード状断熱材です。山本設計の定番になりました。

こちらは基礎断熱とそれ以外の部分の取り合いです。指定の厚みで断熱材がしっかり使われているかどうか確認して行きます。

今日はQueenなんていかがだろう