法務担当取締役のミカ氏にたっぷりとレクチャーを受け頭もパンパンになった後。本日の晩餐と宿泊場所であるシステムエア社のゲストハウスに到着。実はここ100年以上前の領主の館を同社が買い取り、ホテル謙ゲストハウスとして世界各地から訪れる顧客を迎える施設。もちろん相応の断熱改修と全室暖房化が施され熱交換換気による全館換気が整えられている。
こちらが宿泊棟の客室。アンティークな調度と暖かくて快適なバスルーム付き。窓の外は雪景色。
こちらがその外観。パッと見100年前と変わらないが中味は現代的な居住に対応したもの。
左から、システムエア社、副社長謙東アジア担当のホーカン氏、前述の法務担当取締役のミカ氏、そして今回の旅の招待状をくれた技術統括取締役のマッツ氏。
絶対に日本では聞けない情報交換に全員興奮!(笑) ノルドビーグ(北欧建設展2018)なんか面白いと思うよ!我が社のブースにもぜひ寄ってほしい!
晩餐はかなり豪華。
こちらは既存建物の東側に増築されたサンルーム。4月だというのに太陽が低い。
こちらは宿泊棟の玄関エントランス。大きなパネルヒーターがお約束。室内を玄関から暖かくする設計はなにも北欧のみならず日本でも標準になってほしい。共用部が寒い(寒くてよい?)などという設計常識は正直ほとんど意味がない。習慣とは怖いものだと思う。
朝は氷点下。晴れ上がった空が北欧!と言いたいが空気感はまんま北海道だった。(笑)
よく、古い建物は断熱改修自体が難しいと言った指摘も聞くが、まだまだ自分たちが慣れていないだけじゃないのか?そんな思いが強くなった。古いものは直して使うことが当たり前。日本とは違う。
こちらはロビーの階段。
こちらがフロント。写真は清算をして出発直前の小川氏。
こちらはホテルからストックホルムに帰る途中で寄ったコンビニ。もうすっかりお馴染みのサプライ(給気)用のディフューザー(吹き出し口)。どこの施設に行ってもホコリや汚れたものは見なかった。換気機はしっかりとした清掃を前提に使うものなのだろう。
システム天井のモジュールの中にピッタリ入るようなデザインがされている。
サッシは出入り口のドアも含めて全てトリプルガラス+温水パネルヒーターがお約束。こっちも北海道に似ている。さすがにコンビニはトリプルガラスじゃないけど(笑)
こんな感じで郊外のガソリンスタンドと一体になっているのが多い、スウエーデンのコンビニ。
換気はしっかり1種。こちらはトイレのドアの上にある回収空気用のグリル。要は室内の空気は一端全てWCの室内に集められそこで熱交換され外部に捨てられる。一方、熱交換された外気は前述のサプライ用ディフューザーから室内に供給されるという具合。
ドア上の吸気用グリルで店内の空気はWCの室内へ。
こちらがWCの室内から見たグリル。汚れていないでしょ?しっかりメンテナンスしていることがよく分る。
今日はカーリーなんていかが