5/14(金)には㈱エーステックさんの工場に行ってきました。完全な枠組み壁工法(2×4工法)のパネル製作と同時に今回採用する在来&パネルの部品製作も行っていました。
以前にも書きましたが、国産の在来工法や欧米由来の2×4工法。どちらも広く流通している北海道ならではのハイブリッド工法。まさに両者の良いとこ取りのような工法には今凄く興味を持っています。
こちらは通し柱。梁材との接合は完全に金物工法化。柱脚もほぞパイプ仕様です。上の写真は黄色く塗られた方を下にして柱を建てます。(防腐&防蟻)
一般的な在来のプレカット工場ではこうした部分はルーターによって複雑な形状に加工されますが、改めて見ると金物工法の方が柱を無駄に削る必要がないことに気付きます。
昔の大柱のように多少の加工でも充分有効断面が残る場合はよいのかもしれませんがそうではない現在はこうした金物工法も合理的だと思います。
こちらは防腐&防蟻処理済の□120柱です。
写真中央に見えるのが製作途中のパネル。「桂岡の家Ⅱ」では十分な断熱性を確保すべく、写真より奥行きのある枠材を用いてパネル化します。
今日はポールギルバートでも・・相変わらず凄いです!