2020年4月20日月曜日

常盤の家 付加断熱下地工事

「常盤の家」の現場では、14cm厚のグラスウール(以降GW)による付加断熱の下地が完成しました。

今まで何となく300mm断熱の現場を進める上でのコツが伝わったでしょうか?

1:急いで屋根から作り一日も早く雨の心配を除く。屋根のタイベックは壁に垂らしておいて壁ができたらすぐにつなげるようにしておく。

2:屋根ができたらすぐに外部の付加断熱を優先し一気に タイベックまで集中して終わらせる。屋根とつないで一安心。

3:大工さんを外部班と内部班に分けて作業を進める。
なんとかここまで来ました。屋根直下に30cm間隔で並んだ屋根通気の欠き込みが見えます。

付加断熱は内部の柱、間柱と約20cmずらして熱橋にならぬように工夫します。上の写真は中央に釘が二列見えますがここに柱があります。

こちらはコーナー部分。付加断熱下地が跳ね出して、コーナー部分に熱橋を生じることなくGWとGWが直接連続します。

屋根の通気は必ずクロスに取ります。屋根の通気層は最低30mm以上と決まっていますが、効果を確実に狙うならば90mm以上が必要です。

みなさん、今晩はStay The Nightで(笑)