本日は「澄川の家」の気密測定。大工さんに電気屋さん設備屋さんに私と全員集合です。測定者はすっかりお馴染みDr.タギ氏。当事務所の全ての建物の省エネルギー計算、目標とする燃費に必要な床、壁、天井のU値(断熱レベル)、Q値や平均U値、躯体構造別の結露特性、おまけにパッシブ換気(高断熱建物用自然換気暖房)のアドバイスまでお願いできる環境コンサルタントさんです。
全員緊張しながらファンのスイッチON!
ちなみに写真の測定器の整流筒(画面中央、柱の左側に飛び出したラッパ状の筒)は超高気密住宅専用のスペシャル小口径バージョン。C値が0.5cm2/㎡以下でしか勝負しない「挑戦的な現場や会社」/(笑)専用とのことです。
M棟梁自ら自前の熱画像カメラで躯体のピンホールを探します。最近では工務店さんにも広がりを見せるこうした器具。これから内外温度差の大きくなる季節には特に有効になります。温度の見える化って当然ながら大切ですよね~(笑)。
結果は第一回目では上々のC値:0.2cm2/㎡。今後、内装が進むと更に数値は良くなるので一安心です。
家全体の隙間は約4cm×5cm程度。今回は建物の延べ床面積が約86㎡(26坪)ですから大工さんはかなり頑張ったと思います。
本日は秋晴れ。随分と太陽が低くなり居間が明るくなってきました。
低い秋の太陽が先日完成した木製外壁の影を鮮やかに映し出しています。
大工さんは外廻りが終了。いよいよ内装に取りかかります。