2014年9月16日火曜日

宮の丘の家Ⅱ ボーリング調査 その一


今日はゲリラ豪雨をかわしながら、「宮ノ丘の家Ⅱ」のボーリング調査の準備です。敷地は剛強なシルト層の中に大きな石が混じった札幌市でも安定的な地盤です。もちろん住宅用の簡易地盤調査はしていますが、ここのところ報道で目にする光景が、誠に建築関係者としては心臓によくないものが多く・・・簡易調査では届かない深度まで一応、再調査する事を提案した次第です。しかし調査ポイントまでは斜度30°+αの急坂、掘削機の重さは約600kgもあるので据付は慎重に行う必要があります。緊張しますがI所長どうぞよろしく!事故なく安全に行きましょう!

 

宮の森の家 埋め戻し

布基礎の脱型(コンクリートの型枠を外すこと)が終了し、埋設部分の配管シールや断熱欠損部へのウレタン注入を確認し、水はけの良い火山灰を使って基礎の周囲を埋め戻します。

断熱ラインを貫通する設備管は全て隙間にウレタン注入を行い、断熱補強を施します。

基礎の外部側に貼り付けられた断熱材(EPS)も継ぎ目やピーコン(型枠を貫通支持する金物)の穴等を全てウレタン充填し乾燥後、余分な部分を削ってからモルタルによる仕上げを行います。

脱型時の傷等も全てこの段階で拾いウレタン充填しておきます。

建物の裏側(北側)は隣地のアパートの駐車場と同じ地盤高さで隣接しているために、敷地内の雨水が越境せぬように、境界までびっしり火山灰を敷きこんでおきます。この上に更に化粧砂利を敷き詰め透水性の高い路盤とします。

前面道路から見た埋め戻し中の様子。奥に見えるのがアパートと駐車場。

東側のマンションとの間は、正確に境界ラインを出して、その真下にPC板を打ち込み、計画通りの敷地内通路を確保します。今回の場合東側の敷地が盛り土され高いので安易に法面(傾斜面)とすると隣地の雨水まで敷地内に流れ込む事になりかねません。そこでPC板により境界を明確に区分する事で各人の責任分解点を明らかにする方法を選択しました。
 
先ほどももの凄い雨が降りましたが、上手に工程を繋いで頑張ってゆきましょう!あとコンクリートも1回。その次はいよいよ大工さんが入って建て方開始です。
 
今日はシングライクトーキングなんていかが?

澄川の家 無事復活



                                        


 懸命の復旧作業の甲斐あって無事復活した「澄川の家」。
みなさんご心配お掛けいたしました。(ぺこり)

  M棟梁、M所長、ほんとうにごくろうさま!実は本日の昼前にも強い通り雨に見舞われ、あわや三度目の・・・となりかけましたがなんとかシート養生が間に合い災難は免れました。明日はいよいよシート防水工事。屋根さえ出来ればね、屋根さえ・・・どうか降りませんように!(祈+祈)

 
                下地の合板も全て張替えられ後は防水を待つのみ。

晴れたと思ったら、いきなり豪雨になったりします。