2018年11月13日火曜日

銭函の家2009

 
設計から、あっという間の10年。来年で竣工10周年の「銭函の家」。断熱はグラスウール相当で壁:350mm、屋根:480mm。サッシはIWS㈱(当時の飯田WWS㈱)が担当し後にPHIのAグレード認定を受けたプロトタイプが使われている。外装は道南杉、屋根は当時、先輩の小室雅伸さんから教わったばかりのシート防水、ダブルスキンの玄関ドアは荒谷邸からアイディアを拝借、パッシブ換気、外付けブラインド、石狩湾を望む北側のカーテンウォール・・施工を担当いただいた橋本川島コーポレーションさん大工工事を担当してくれた丸三ホクシン建設さん・・そして貴重な挑戦の機会をいただいたクライアントさんには感謝の言葉しかありません。

最上階に取り付けられた日射遮蔽のための外付けブラインド。

こちらは西側の外壁面(庇ナシ)

こちらも同じく西側の外壁面ですが上部には庇があるところ。杉の赤味がまだ少し残っています。

こちらは庇の下。色はさめましたが杉の赤味が残っています。

こんな風に部分的に味わい深く色変わりして行きます。

抜けるような秋空の青と外壁の対比がとても力強く感じました。


キッチンの小窓

敷地からは石狩湾を航行するコンテナ船が見えます。