台風の後も続いた雨を上手くやり過ごしながら、上棟を迎えた「野幌の家」です。現在、仕上げ工程に入っている「西野まちなかの家」から壁→屋根だった工程を反転し、一番最初に屋根の断熱と防水を終える、本来の在来木造の作り方に順番を変えました。
雨の少ない夏場に上棟した「西野まちなかの家」の時はそうでもありませんでしたが、雨の多い季節に入った今回は効果絶大(笑)。雨に濡れないってほんとうにいいもんです。
屋根は完全に外張り断熱、一方壁は充填断熱+付加断熱なので防湿シートの位置が屋根とは反転します。
こちらが0勾配のシート防水の屋根。カーポートの上部の屋根になります。
こちらが大屋根、これから雪止めを取り付ける予定です。
水平部分に薄く溜まった雨水が勾配0を物語っています。
勾配部(左)と水平部(右)との交点に設けられた堰上の立ち上がり。雨水や融雪水が想定外のところにこぼれ落ちぬように屋根上で工夫します。
こちらが先行して完了した屋根の断熱と防水。跳ね出した分の厚み(140mm)の付加断熱を下から積み上げて屋根と一体化させます。
今日はJ.Dukeなんていかが