2018年12月28日金曜日

2018御礼


2018年は事務所開設20周年の年と同時に最もたくさんお仕事をいただいた年でした。またそれと同時に最もブログの書けなかった年にもなりました。(泣)

まずは1月早々「南幌まちなかの家2018」の根掘りが始まり、-16℃の中、各チーム6月のオープンに向けて寒中施工が始まりました。同じ頃、昨年末より持ち越していた「発寒の家Ⅱ」の現場も再開し3月のお引渡しに向けてこちらも現場に槌音が響き始めました。そんな中4月には北欧を視察に出かけ、帰国するなり5月には「釧路の家」が、6月には「新琴似の家」、7月には「神楽岡の家」が次々に着工し8月~11月一杯までは3件の現場を同時進行させながら、南幌町で毎週のように全国から見学に来られる方々のイベントに参加し、事務所に帰ると2019年に着工予定の「野幌の家Ⅱ」、「新琴似の家Ⅱ」、「芦別の家」、「高砂台の家」、「桂岡の家」の計画をしていました。
実は今も来年の後半着工予定の「宮の森の家Ⅱ」、「常盤の家」の計画に悩んでいます。もちろんそんな風に幸せな悩みを持てるのも毎年、貴重なチャンスを頂けるクライアントのみなさまのおかげ、この場をお借りして心より御礼申し上げます。

また災害の恐ろしさが身に染みた一年でした。9月に北海道を襲った台風21号の翌日9月6日に厚真町を震源とするM6.7の北海道胆振東部地震が発生し緊急停止した苫東厚真火力発電所によって北海道全域が二日に渡り停電するという事態となりました。幸いなことに進行中だった現場3件のみならず「南幌まちなかの家」、「発寒の家Ⅱ」とも被害なく持ちこたえ無事お引渡しができました。

被災直後から北海道に向けたあたたかい励ましの言葉と義援金をはじめとした様々な応援を全国のみなさまからいただき勇気づけられると共に心より感謝しています。みなさんありがとうございます。

9月の半ばは鹿児島までAPWフォーラムに呼んでいただき広島の川端順也さんと一緒にお話しをさせていただきました。最後まで笑顔で聞いていただきました鹿児島のみなさま、ほんとうにありがとうございます。

長男と次男の就職が決まり、少しだけホッとしています。想えば自分はぜんぜん良い父親であった憶えがありません。そんな中無事育ってくれた息子たちと私の分まで二倍力になって頑張ってくれた妻に心より感謝・・いえ頭が上がりません。もうありがとうしかありません。

今年で平成も最後、来年から新たな時代が始まります。年明けからまた忙しく笑顔で仕事を始めたいと存じます。今年一年、全国のみなさまにはほんとうにお世話になりました。ありがとうございます。また来年もぜひ北海道にお越しください。
それではみなさまよいお年を!

山本設計は2018年12月29日~2019年1月7日まで冬季休業とさせていただきます。
年始営業は2019年1月8日(火)より

平成の最後の年にどんな選曲をしようか?と悩みましたが・・・
やはりここは巨匠カラヤンの第九で行きましょう。
https://www.youtube.com/watch?v=HV7bgY626rU