2012年6月25日月曜日

宮ノ丘の家 外構工事完了

札幌軟石でナチュラルに土留めされた宮ノ丘の家の玄関廻り。一見見逃しそうな、さりげなさですが、石の間に植えた緑が育ち、周囲と馴染むことで建物と美しく調和します。

南側からエントランスを見上げたところ。もう少し緑が育つと、す~うっ!と引き込まれるような雰囲気が出てきます。

簡素な材料とはいえ、ピシッと表面の高さを揃えて舗装されたインナースロープ。

周囲の自然が豊かなので、石組みも規則的過ぎないナチュラルなテイストがよいと思います。よく手入れが楽なお庭を求められますが、そのコツは1:本物の簡素な素材、2:規則的過ぎないこと、3:さりげないデザインのセンス、といったところでしょうか、はやく味わいが深まるのが待ち遠しいですね~(笑)。

石の間にはさまざまな緑がそれとなく仕掛けてあります。
毎年、石の間から新芽が芽吹くのが楽しみになります。


今日は手嶌葵なんていかが?個人的には竹内まりあにせまると思うんですが?(笑)

もひとつ今日は癒し系でっ!小野リサの声って大好きです。


2012年6月22日金曜日

恵みの雨と畑

すっかりトマトも大きく育った「宮ノ丘の家」、久々の雨で野菜たちは生き生きです。

ラデッシュはかわいく育ち...採れたてはまた最高です!

トマトは青々と花芽を伸ばし、そろそろ花にトマトトーンを散布する時期が来ました。トマトトーンをするとさらに生育が増し、追肥が必要になるのもこの頃です。特にトマトやナスは肥料が大好き!なかなかの大食漢です。

ジャガイモは見事に芽を出し、一回目の土寄せの時期です。土寄せの前に列の間に、草木灰を撒いてから、クワでよく混ぜ苗の根元に左右から土をかぶせてゆきます。ジャガイモは土の中で大きく育ちますから成長に応じて複数回土寄せをしてイモが土の外に露出しないように気をつけながら育てます。夏の終わりには新ジャガが楽しめますよ~(笑)


曇りの空の中で色鮮やかなお花に心が和みます。


今日はポルトガルのギターなんていかがでしょう?

2012年6月19日火曜日

宮ノ丘の家 外構工事

 すっかり季節もうららかになり、「宮ノ丘の家」では外構工事が始まりました。工事担当は(有)ガーデンジャパンの宮村さん。社長自ら現場で汗を流します。

 傾斜地に立つ「宮ノ丘の家」にとって欠かせないのが、道路と摺りつく法面(ノリメン/傾斜面のこと)の処理です。1階をトンネルのようにくりぬき内部を車庫兼スロープとし、北側の道路と南側の庭をつなげたのですが、このスロープが砂利敷きのままだと、車の出入りのたびに道路に砂利を撒き散らして具合がよくありません。そこで(有)ガーデンジャパンのデザイナー小坂さんお勧めのユーカリの枕木と大好きな札幌軟石で舗装することにしました。

 実は二年前の「西岡の家」でも枕木と軟石で街路に面した素敵なお庭をアレンジしてくれた小坂さん。わずか一年でしっとりと馴染んで深みを増す材料と彼女のセンスの良さに味を占めて相談をお願いした次第です。大学時代に美術を専攻していた彼女。素材の使い方や舗装のパターンには、本人は謙遜すれど独特のものがあります。これからのシーズン、皆さんも素敵なガーデナーとお庭づくりを楽しんではいかがでしょう?


(有)ガーデンジャパンHP http://www.gardenjapan.co.jp/

こさかにっき http://ameblo.jp/tongarikame/


グレーの素朴な表情の札幌軟石。現在も埋蔵量は豊富で地域を代表する素晴らしい材料です。昔は倉庫に家畜用の施設。特にサイロなんかにたくさん使われました。その他にも、基礎石や舗装、塀なんかも味わいがあります。

敷き込みは、完全に手作業。軟石も枕木も重量物ですから、職人さんたちは一苦労。おまけにこ周辺は、地盤が良すぎるくらいなので、こぶし大の石がごろごろ出てきます。

軟石の木口。上が鋸で切った平滑面、下がタガネで割った石肌。簡素であたたかく味わい深い表情です。軟石は多孔質の石でコケが繁殖しやすく1年くらいで程よく建物に馴染みます。コンクリートやブロックとは一味違う、癒し系のキャラでしょうか?(笑)

写真はタガネと槌で軟石を割っているところ。上手く石目を見つけるとサクッと割れて気持ちがいい。もちろんコツはありますけど。(笑)

インナースロープとなっている「宮ノ丘の家」かなり舗装面積はあります。

すっかり緑に色付いた背後の雑木林。どんぐりの木(ナラ)の大木がきれいでした。

緑に映えるこげ茶の外壁。ふと見ると...おっ!

ハチの巣を発見!あまり大きくならないうちに処置するのが肝心。

南西側から見た「宮ノ丘の家」トンネルから北側の道路が見える。


今日は一日、汗まみれになって働いた二人に贈ります。

サイモン&ガーファンクルなんていかがでしょう。







2012年6月5日火曜日

5月から6月へ


上の写真は、私の町内会が毎年開くお花見会の様子。今年も行ってきました。

近くの公園を借りて400人くらいが集まる賑やかなものです。毎年五月の半ばから末に行われ、町内会のお母さんお父さんたちは朝から準備で大忙し。で、この日ばかりは近所の皆さんと出かけ、昼間から一杯いただきます。建築関係の人も多い発寒地区。私も含めて、お休みは日曜しかないので、どうぞ許してくださいね~(笑)

5/30には私も所属する(社)建築技術協会の創立60周年記念式典に参加してきました。目玉はなんと言っても、荒谷、丹保、両先生による講演。自らの専門を飛び越えて、複雑化する社会を小気味良く論じ、明解にしようとする丹保先生。より便利であること、欠点のないことを理想とするあまり、それを得るための方法論には執着すれど正しく使うための哲学に乏しい現代社会を指摘した荒谷先生。水循環と熱という自然物理学の権威でありながら、蓄えた知見を用いて今を語る姿勢に感動しました。
最近は、建築家より他の分野の方々のお話に心動くことが多くなりました。すこし残念です。

6/2(土)は運動会。次男の小学校最後の催しに、妻の両親も駆けつけて楽しい想い出になりました。雲ひとつない快晴の中、次男も力を振り絞り、課題の徒競走は第二位に!来年、中学行っても頑張れよ~!!(笑)



次の日の日曜日は、家族みんなで小樽の汐見神社のお祭りに。やっぱ~雰囲気ありますね~っ!町衆の半纏姿の凛々しいこと!次男は型抜きにはまり格闘中!結果は~??

さて仕事といえば、「発寒の家」が着工間近!、「前田の家」は実施設計があと少しで完了、「西野の家Ⅱ」は第一弾の間取りを微修正している最中です。「北7条の家」は土地が確定しこれからプレゼンを予定。30度の傾斜地に立つ「宮の沢の家パートⅡ」も控えています。今年もたくさんのクライアントさんにお引き合いをいただきました。この場を借りて御礼申し上げます。
「最高の家づくりにしましょう!」(笑)

今日は素敵な一押しを!

J.フジヤマなんていかが? http://www.youtube.com/watch?v=GqDooYyY6iw

やっぱ本家が好きな人はこちら!

*:やっと出ましたか~...しかし似ていますよね~(笑)