穏やかな秋晴れの中、宮ノ丘の現場はどんどん進みます。今日は午後より床下の防湿コンクリートを打設します。現場はその下準備で大忙しです。
いつもながら監理者目線(建て主目線)で見てみましょう。基礎を貫通するパイプの回りに水の浸入を止めるための細工が見て取れます。その下に見える黒とオレンジのパイプは土中の雨水を集めて排水するためのもの(暗渠パイプ)です。コンクリートのベースが見えますが必ずこのベースよりも下に敷設します。理由は地中になるコンクリート壁の一番下に水を集めることで、漏水の危険を避けるためです。ベースの上だとコンクリートの打ち継ぎ部分から漏水を心配せねばなりません。
配水管の貫通部分も同様に全てチェックします。
丸く見えるのは点検口で地表にまで伸ばします。
点検口を地表まで伸ばしたところ。要はこれだけ土に埋まってしまうのです。
暗渠パイプは最終的に排水につないでしまいます。
現在は土のない状態ですから地中に埋まる基礎の大きさが分かると思います。
工事中の全景です。左の小さな基礎と右の大きな基礎を地中でがっちりつなぐ地中梁が見えます。
今日はクラプトンなんていかがでしょう?