2022年7月12日火曜日

安平町ラ・ラ・タウン・おいわけ

ここ数年、札幌市内の宅地の値上がりが著しい。正直・・30~40代のマイホーム取得中心世帯の平均的年収で市内に土地と建物を得ることはどんどん困難になってきている。

それでも市内にこだわろうとすれば・・当然ながら建物に掛けられるコストは減少し、コロナ以降厳しさを増すウッドショックとウクライナ戦争で高騰する建築物価がさらに追い打ちをかけるという負のスパイラルに飲み込まれてしまう。

その一方で、札幌周辺の自治体が進めてきた移住施策に今注目が集まっている。仕事の仕方さえ工夫できるのであれば、JR駅から徒歩10分圏内の土地が100万円以下で買えるまちはまだまだ多い。今回ご紹介する安平町の「ラ・ラ・タウン・おいわけ」もそんな住宅街の一つだ。また安平町は子育てを抱える移住者に対してきめの細かい施策を行う自治体として知られている。土地探しに困ったらぜひ検討して見てけして損はない。


詳しくは安平町HPまで https://www.town.abira.lg.jp/oshirase/14/16555

 

藻岩の家 脱型工事

 

主屋の基礎が完成し脱型(型枠を外すこと)が完了した「藻岩の家」です。

切り土、出水対策(暗渠)、排水経路、埋め戻しによる地盤面の復旧、道路からのアプローチ等々・・傾斜地は中々たいへんです。まだカーポート部分の基礎工事もありますから、一旦運び出した膨大な土を新たな砂利と火山灰で元の地型に戻し作業を続けます。

山の斜面に基礎を突き立てるように施工するので基礎の前後で高低差が生じます。札幌の夜景を眺める東側に大きな窓を取りその反対側に水廻りを取りました。

山の頂上は西側なので西側の基礎は最も深くなります。要は土圧と共に雪融け時や大雨の時には水圧を受けますから基礎と配管の貫通部分から漏水しないように念入りに暗渠を敷設します。
一般に風景を眺める側に主室を設けた結果その反対側(山の頂上側)に水廻りが来るパターンは多いので、こうした部分を特に念入りに確認しておきます。

今日はXGでMASCARAなんていかがでしょう