EPS断熱材の上にタイベックを敷きその上に通気垂木組をした「桂岡の家」。断熱レイヤーと通気仕上げレイヤーを明快に分離した北海道らしい屋根の断熱構造です。
こうすることで屋根に雨水が入ってもタイベック表面を流れ壁の通気層から腰水切りの上に排水されます。屋根の通気層と壁の通気層をスムーズに連続させることが北海道の断熱工法の特徴だと思います。
屋根の勾配を利用した排水の工夫は以前の天井断熱にはなかった特徴です。
垂木の強度を増すことで積雪寒冷地であっても深く軒を跳ね出すことができます。
今日はワールドオーダーなんていかが?