2026年7月8日水曜日

釧路の家Ⅱ 2026.07.08

 

釧路の家Ⅱは外部の付加断熱から作業を進めて頂いています。

理由は屋根と同様に、早期に雨に対する不安を除くため。今の時期、不意の雨はグラスウールをはじめとする繊維系断熱材にとって天敵となります。

理由はシンプルで繊維系断熱材の断熱性の源は繊維の間に抱え込んだ動かない空気・・・雨に濡れるということは・・その繊維間に抱え込んでいた空気が水に置き換わってしまうということ・・・その結果、断熱性自体を大幅に失ってしまうのです。

繊維系断熱材の扱いに慣れたプロ(大工さん)は厚み14cmにも及ぶ付加断熱をきれいに・・かつ素早く充填し・・急いで防水透湿シートで覆うことを最優先に工事を進めるのです。

こっから先は余談ですが・・みなさんの身近にある現場で、いつまでもグラスウールがむき出しのところを見つけたら、「ところで雨は大丈夫かな?」と・・今日の話題を思い出してください。日本人のよくない点として・・大手信仰とネットへの過信が言われますが、こうした本物のノウハウこそ現場からしか得られない貴重なものです。

仮に大手住宅メーカーなら平均的な品質維持を重視しますから、数百棟規模の視点で物事を考えざるを得ません。要はすぐに防水透湿シートで覆うべきだと分かっていても、そうできる現場もあれば翌週に延びてしまう場合だってある。実際には1週間以上も差があるのに数百棟で割り算すれば・・すぐにシートを貼った計算になってしまう。まさに数字のマジック。

もう一つはファクトチェック不要のネット情報の罠・・・最近、不正選挙の疑いも浮上していますが・・今や誰でも取材や裏取りなしで自由に発信ができてしまう時代。そもそも現場取材&下調べもなしのぱっと見の印象で情報発信ができてしまう。真実が勝つのではなく感情的で声の大きな人が取り上げられる困った状況。そんな時ほど現場とのコミュニケーションを大切に。信頼感の醸成はよい仕事の基本です。

きれいに充填された外部の付加断熱グラスウール。厚みは14cmもあるので充填は中々大変な作業。ちなみに性能が売りの北王系住宅メーカーは14cmのみ。付加断熱&シート張りが終わると室内側から充填10・5cmに移行します。付加断熱+壁充填断熱で24.5cm厚。このくらいあれば道内どこでも暖かく涼しい家にし易くなります。もちろん現場の丁寧な施工が大前提ですが/笑

こちらは屋根の充填作業。二層目の様子です。ちなみに一層目は23.5cm、二層目で10.5cm合わせて34cmの屋根断熱が寒さと暑さから室内を守ります。

今日はJAZZ~


2026年6月26日金曜日

釧路の家Ⅱ 2026.06.26

 

釧路の家Ⅱは屋根のシート防水が完了いたしました。天候が不安定な季節に早く仕上がるシート防水は心強い味方です。

釧路の家Ⅱくらいの屋根であれば約2日で屋根が完成します。たとえ気まぐれな雨に降られても漏る心配がなければ他の作業に集中できます。

アップグレードされた小さな突起と手前の列は雪止めです。緩勾配ですが雪が滑って軒先から落ちると危険。なので見た目は勾配屋根でも無落雪となるようにデザインしています。

今日はAvalon Jazz Bandなんていかが、EUの香りが/笑


2026年6月21日日曜日

釧路の家 2026.06.21

釧路の家Ⅱは現在、屋根の外張り断熱工事を終え、防水屋さんを待つまでとなりました。日本の木造建築に言えることですが、雨期の長い国内事情に配慮して建て方後は、屋根から作ることが一般的とされています。道東(特に帯広近辺)に多いツーバイフォー工法は組積造のように下から順に床と壁を積み上げて最後に屋根を載せますが、在来木造の場合は骨組みは下から上へ、それが終わると屋根を完成させてから外壁の工事に移行する流れで作ります。

早期に屋根を決めることで雨にも安心ですし、断熱も同時に行うことで特に夏場に掛かる工事は室内の作業環境(室温)がぐっと下がります。従来は屋根の断熱が一番最後でしたから、夏場の二階仕事はきつくて大変でした。

屋根の断熱約35cmの充填が完了すると、ウルト社の防水透湿シートの上に通気垂木(45×105)を載せて固定して行きます。通気垂木には通気垂木の直行方向にも空気が流れるように細かく切り込みを入れています。

野地板(構造用合板24mm)を載せて固定した後は防水屋さんに渡します。

北側のテラスもできてきました。

雨を避けて屋根の外張り断熱工程が完了し少しホッとしました。

今日はHSCCでマイケルのカバー行きましょう!


2026年6月18日木曜日

釧路の家Ⅱ 2026.06.18

 

昨日から今日にかけて「釧路の家Ⅱ」では屋根の外張り断熱に取り掛かっています。防湿ラインに使用するのは一般的な国産0.2mm厚の防湿シートではなくウルト社の可変透湿性を有するシート。夏季&冬季のような相対湿度の異なる季節に対応します。

主に冬の長い北海道においては暖房期間、室内から発生する湿気を壁内に入れないように防湿シートの役割を担います。将来的に夏が長くなり、屋外の気温と湿度が高まる場合は逆に壁内に溜まった湿気を室内側に排出します。

付加断熱の一層目23.5cm厚のGW下地を組み立てて頂いています。

GWは一般的なHGW16-38(16kg品)に加えてHGW20-35(20kg品)も使用します。

上が通常の16kg品。下が20kg品です。

第一層目のファン熱下地が完成しました。

一層目断熱下地は約24cmもあるので10cm厚+14cm厚の二回に分けて丁寧にGWを充填して行きます。

屋根の上は現在こんな感じです。

今日はDaft Punkなんていかがでしょう


2026年6月12日金曜日

釧路の家Ⅱ 2026.06.12

本日の釧路の家Ⅱの様子です。外壁は耐力面材(筋交の役目を果たす構造用合板)が貼られ、重たいトリプルガラスのサッシの取り付けが始まりました。

一昔前ならトリプルガラスのサッシメーカーは現場とお客さんの話し合いで好きなメーカーを選べましたが、2025年4月以降は外皮計算に用いた製品と同じものが現場で求められるようになりました。計算に用いたのがYKKAPのAPW430ですが、室内側の枠色は一般的な白ではなく今回は黒を用いています。最初に黒を用いたのが藻岩の家でしたが、今までのような白色の樹脂っぽさがなくて好評です。

 

現場には付加断熱に用いる羽柄材が搬入されました。防湿シート、透湿防水シート類は今回ウルトを使いますので、長野より週末に納品予定です。もちろん天候(雨)とも相談しながら屋根の外張り断熱から取り掛かります。

南側に開放された2階の大窓と大きな登り梁。今回は斜めに天井を貼りますが、勾配天井は室内をより広く見せてくれます。

室内から見たAPW430。枠色が黒となります。

現場に共用のほうきと塵取り。よい現場のお約束です。建て方は完了しましたが、まだまだ室内に置く資材も多いですから定期的な掃除の励行は事故防止の基本です。

今日は久々にバンアパなんていかが


2026年5月28日木曜日

あおもりGXビルダーズ セミナー2026.06.04

青森県庁さんのお招きで講演の機会をいただきました。近隣のみなさまはぜひお運びいただければ幸いです。


 

2026年5月26日火曜日

釧路の家Ⅱ建て方 2026.05.26

 

5/22より土台敷きを開始した釧路の家Ⅱ

玄関のみならず土間の多い家です。

本日、5/26は1階の柱から。柱の上に載る梁が大きいので大工さんは大変です。

順番通りに組み上げるのが建て方をスムーズに進めるコツ

無事に1階が建ち上がりました。明日は2階に取り掛かります。棟梁、大工のみなさま、小根部長さん、泉さん本日はお疲れさまでした。明日も事故なくご安全に!

今日はHSCCなんていかがでしょう