釧路の家Ⅱは外部の付加断熱から作業を進めて頂いています。
理由は屋根と同様に、早期に雨に対する不安を除くため。今の時期、不意の雨はグラスウールをはじめとする繊維系断熱材にとって天敵となります。
理由はシンプルで繊維系断熱材の断熱性の源は繊維の間に抱え込んだ動かない空気・・・雨に濡れるということは・・その繊維間に抱え込んでいた空気が水に置き換わってしまうということ・・・その結果、断熱性自体を大幅に失ってしまうのです。
繊維系断熱材の扱いに慣れたプロ(大工さん)は厚み14cmにも及ぶ付加断熱をきれいに・・かつ素早く充填し・・急いで防水透湿シートで覆うことを最優先に工事を進めるのです。
こっから先は余談ですが・・みなさんの身近にある現場で、いつまでもグラスウールがむき出しのところを見つけたら、「ところで雨は大丈夫かな?」と・・今日の話題を思い出してください。日本人のよくない点として・・大手信仰とネットへの過信が言われますが、こうした本物のノウハウこそ現場からしか得られない貴重なものです。
仮に大手住宅メーカーなら平均的な品質維持を重視しますから、数百棟規模の視点で物事を考えざるを得ません。要はすぐに防水透湿シートで覆うべきだと分かっていても、そうできる現場もあれば翌週に延びてしまう場合だってある。実際には1週間以上も差があるのに数百棟で割り算すれば・・すぐにシートを貼った計算になってしまう。まさに数字のマジック。
もう一つはファクトチェック不要のネット情報の罠・・・最近、不正選挙の疑いも浮上していますが・・今や誰でも取材や裏取りなしで自由に発信ができてしまう時代。そもそも現場取材&下調べもなしのぱっと見の印象で情報発信ができてしまう。真実が勝つのではなく感情的で声の大きな人が取り上げられる困った状況。そんな時ほど現場とのコミュニケーションを大切に。信頼感の醸成はよい仕事の基本です。
きれいに充填された外部の付加断熱グラスウール。厚みは14cmもあるので充填は中々大変な作業。ちなみに性能が売りの北王系住宅メーカーは14cmのみ。付加断熱&シート張りが終わると室内側から充填10・5cmに移行します。付加断熱+壁充填断熱で24.5cm厚。このくらいあれば道内どこでも暖かく涼しい家にし易くなります。もちろん現場の丁寧な施工が大前提ですが/笑
こちらは屋根の充填作業。二層目の様子です。ちなみに一層目は23.5cm、二層目で10.5cm合わせて34cmの屋根断熱が寒さと暑さから室内を守ります。
今日はJAZZ~





























