2012年5月7日月曜日

研究されたJ-POP

今日は、「発寒の家」の打ち合わせをして、その後は「西野の家」のクライアントに完成した椅子を届けに行きました。

 帰りしな車のオーディオから流れた曲を聴きながら、ふと懐かしい気分になりました。
そのCDは長男が作ったもので最近の流行を集めたものですが、K-POPの一曲に90年代のJ-POPの匂いを見つけたからです。

KARA:GOGOSummer! 2011年6月29日発売
http://www.youtube.com/watch?v=lWD2iTowIlo

 90年代の中半は日本のテクノが隆盛を極めた時期でもありましたっけ。まだインターネットは普及していなくて、日本の音楽プロデューサー達は、ヨーロッパのクラブやアメリカのダンスカルチャーから得たエッセンスを消化しつつJ-POPの改良に余念がないっていう感じでしたね~。

既に、歌えるだけでは十分ではなく、ダンスとラップに皿を回すDJが加わる編成がグループの新たなスタイルとして定着しだしたのもこの頃でした。特に女性グループの場合は歌+ダンスの要素ははずせませんでしたね~。おなじみのこの曲は現在にまで続く人気アニメワンピースの主題歌として当時大ヒットしましたっけ。(笑)

FOLDER5:Beleve       2000年11月29日発売 レーベル:avex 
http://www.youtube.com/watch?v=9XKSu-11sZM&feature=related

興味深いのは1990年代にJ-POPシーンを席巻した沖縄出身の歌い手たちでした。
特にMAXと安室奈美江はテクノチューンの曲が多くて人気でしたよね~。

MAX:TORA TORA TORA 1996年2月21日発売 レーベル:avex 
http://www.youtube.com/watch?v=P3p1ul05jHo

さてみなさん3曲聴いてみていかがでしたでしょう?(笑)
J-POPがいかに後の音楽シーンに絶大な影響を与えたか、当時のJ-POPが貪欲に新しい音楽やカルチャーを吸収し大きく躍進したように、今やメイドインジャパンはあらゆる角度から研究、分析されスタイルとしてカバーされる存在になりました。

ひたすら追いかけていた時代もたいへんでしたけど、追いかけられる事にも慣れて...
また知らないうちに追いかける立場に戻っている...みたいな..(笑)

PS:ところで96年のとんがっていた頃のMAXも大好きですが...
   最近のMAXもいいなあ~と思います。


   NHK:晴れ時々ファームHP
   http://www.nhk.or.jp/harefarm/odekake/120429.html