実は昨年から遅ればせながらホームページ制作に取り組んでいまして、この度、無事完成しましたのでお知らせいたします。みなさまどうぞ一度ご覧下さい。
山本亜耕建築設計事務所HP http://ako-a.com/index.html
一生懸命作っていただいたのは、リセスホッカイドウの代表を務める朝倉さん。実は彼も元設計事務所勤務の経験があり、各ページを作るに当たっては設計という生業の理解度が高く大満足でした。今後とも現場の様子や暮らしの事柄を積極的に発信して行きます。引き続きどうぞよろしくお願いいたします。(笑)
今日はデザイナーの朝倉さんに大好きなバンアパを贈ります。
素敵なHPをありがとうございます。
https://www.youtube.com/watch?v=nba_DfNBQI0
2015年5月1日金曜日
2015年4月23日木曜日
宮の森の家 外構工事
外構工事が始まった「宮の森の家」。家族で楽しめる家庭菜園とカーポートの舗装に札幌軟石を使います。やっぱり足元が決まらんとね~(笑)。ということで完成が楽しみです。もちろん担当はガーデンジャパンの小坂女史。今回の現場はかなり勾配もあるのでそこの処理が肝心。腕の見せ所ですね~っとハードルを上げてしまいました。(笑)
今回の札幌軟石はかなり大きなものを使います。
前面道路へのアプローチも舗装してすり合わせます。
現在はまだ砂利敷きですが今後が楽しみです。
情報交換
-18℃の外気をいきなり機械に入れるのではなく、地熱で予熱しプラスの温度にしてから入れることで熱交換の効率を維持しながら機械の凍結や破損を防ぐことができる。
こうした熱画像で今まで一般的だったペアガラスの樹脂サッシからトリプルガラスへの移行が今後加速しそうです。
帯広の田中さんから面白いデーターをいただいたんでUPします。北海道の中でも最も北海道らしい風景のひとつと言われる十勝地方。地元の小豆を使ったお菓子産業は「六花亭」をはじめ全国区になりましたけど、工務店さんも研究熱心なところが多くて私もいろいろ教えていただいてます。冬場は十勝晴れと言われる晴天が続く反面、放射冷却現象で冷え込むと-20℃近くになる事さえあります。そんな厳しい気候の中で窓や熱交換換気を使いこなすのには工夫が必要。まあ結果から言うとこれから窓はトリプルでしょ!ってことと全国屈指の高い電気料を睨んだ一種換気の設計スキルが必要だと思います。
2015年4月18日土曜日
最近の北洋銀行は面白い!
最近の北洋銀行は住宅向け金融商品が面白いです。たとえば一般的にリフォームローンといえば融資限度額3~400万円程度の銀行もまだまだ多く、理解のあるところでも土地の評価額が実質的MAX。巷じゃ新築からリフォームに家づくりの主流が移行しつつあるにもかかわらず資金調達に関しては苦労する場面も少なくない。その理由は減価償却という意味不明の考え方により、リフォームを必要とするような住宅は既に担保価値に乏しいとみなされるからだけど、裏を返せば新築市場が急速に縮小する現在、拡大するリフォーム市場に適した商品開発が遅れているともいえる。そこで同銀行は以前にもご紹介した北海道R住宅基準(例:西岡の家)を満たしたリフォームなら新築と同等の融資が受けられる商品を開発。R住宅の特徴である99年基準以上の断熱性(壁150mm断熱)+耐震化という「新築並みフルリフォーム」の推進に大きな役割を果たした。
「西岡の家」とは? http://ako-re.blogspot.jp/2009/08/blog-post.html
今日紹介する「NZH対応住宅融資」もそうした成功体験に基づく第二弾だがそもそも建物の高性能化を普及、推進する上で資金調達先との協力関係に着目することはたいへん効果的。こうした汎用モデルはスキルアップに消極的な工務店や設計事務所を見分ける目安にもなる。なぜならこういった高度な環境性能を有する住宅は誰でも簡単に建てられるとは限らないからだ。
R住宅では、新築並みの金融商品は引き続き売りたいが悪質リフォームによる担保価値の低下も困る!といった銀行の本音と優良だが高額になり易いフルリフォームを推進したいとする思惑が一致することで望外の相乗効果を上げたように、今後は全国一環境建築に理解ある銀行として、住宅金融商品市場でのシェア拡大を狙ってほしいと思います。 省エネをはじめとする環境建築は北海道という地域のお家芸だけど、日本の家全部がもっともっと環境建築になるといいですね!(笑)
北海道R住宅について
http://www.replan.ne.jp/content/hr/qa/
「西岡の家」とは? http://ako-re.blogspot.jp/2009/08/blog-post.html
今日紹介する「NZH対応住宅融資」もそうした成功体験に基づく第二弾だがそもそも建物の高性能化を普及、推進する上で資金調達先との協力関係に着目することはたいへん効果的。こうした汎用モデルはスキルアップに消極的な工務店や設計事務所を見分ける目安にもなる。なぜならこういった高度な環境性能を有する住宅は誰でも簡単に建てられるとは限らないからだ。
R住宅では、新築並みの金融商品は引き続き売りたいが悪質リフォームによる担保価値の低下も困る!といった銀行の本音と優良だが高額になり易いフルリフォームを推進したいとする思惑が一致することで望外の相乗効果を上げたように、今後は全国一環境建築に理解ある銀行として、住宅金融商品市場でのシェア拡大を狙ってほしいと思います。 省エネをはじめとする環境建築は北海道という地域のお家芸だけど、日本の家全部がもっともっと環境建築になるといいですね!(笑)
北洋銀行 「全国初:NZH(ネットゼロエネルギーハウス)融資開始」
http://www.hokuyobank.co.jp/announcement/detail/20150401_070188.html北海道R住宅について
http://www.replan.ne.jp/content/hr/qa/
2015年4月14日火曜日
春の小樽を街歩き
最近、日曜日は一日一杯歩くことにしました。普段運動不足ですし、健康診断のたびに山本さん普段からもっと生活に運動を取り入れて・・・とお医者さまにお小言を頂戴し続けているので、今年は精一杯取り組もうと、そんな風に思っております。はい!(笑)今日のお供は3男。小学三年生。隣町の小樽市まで電車で、その後山側の住宅街を歩くんですけどこれがまた歴史を感じて、道のりもけっこうなアップ&ダウンでよい運動になります。でもやっぱり建築や傾斜地の土留めなんかを見ちゃいますね~。職業病です・・・(笑)
いないいない・・・
ばあ~・・・的なサイン。こんなの今じゃ中々見れませんよね~(笑)
風はまだまだ冷たいのに・・・力強くもきれいでした。
坂のまちに住むためには、やっぱり水平な地面を獲得する必要があるわけでそのための石垣や土留め、雨水側溝や舗装なんかに苦労の跡がにじみます。
ほとんど半日、小樽を歩き回り勝納川まで戻ってきました。毎年ながら南樽市場の鯉のぼりは色とりどり。もう少し暖かくなるとさらに街歩きが楽しくなりますね。(笑)
今日は札幌出身のYU-Aなんていかが
2015年3月27日金曜日
日独シンポを終えて
昨日は「ドイツの省エネ住宅政策に学ぶ」と題したシンポジュウムにプレゼンテーターとして参加させていただきました。環境先進国として今や世界をリードする国の一つとなったドイツ。会場にはドイツ連邦環境建設省よりラータートさん、パッシブハウスや+エネジーハウスのコンサルティングを行っているエコセンターNRWの代表取締役であるラウシェンさん、そしてドイツ住宅供給公社のディルガーさんが来日され、ドイツの現状を踏まえた貴重なお話しをお聞きする機会となりました。会場は教育文化会館の小ホールということで、「なんだ、小さいんだ~」と安心していたら・・・実は300席もあってほんとうに平日の昼間から人が来るんかいな?と思ったのも束の間、ありがたいことに満員御礼でした。(笑)
興味深かったのは、ドイツから来られた方々が、少々お堅い印象とは裏腹にとてもフランクで正直だった事。印象的だったのは「ドイツは環境的なイメージが高いが石造りの建物を断熱改修することはほんとうに大変です!」とか「断熱は重要なれどそれによって伝統的な建物がなくならぬよう、そうした建物向けの断熱技術開発を進めつつ実態に即した施策を辛抱強く続ける事が重要!」と言った指摘。「またドイツにも地域によって経済力に格差があり、建物の構造も木造の多い地域やそうではない地域がある。地域別に最適なトレンドを見つけることが必用。」はたまた「環境的であることがデザインの自由を奪うという思い込みは短絡的で、必ず両立の道はあるはずだしこれからはそれを意識して前進する時代。最初から両立は無理だとあきらめてはいけない。」さらには、「古い建物が多いドイツでも喫緊の課題である省エネリフォームに投資する人より旅行やソニーのTVを買っちゃう人も少なくない(笑)。」といったまさに日々北海道の私たちが悩んでいる事と同じ意見が聞けてとても勇気が沸きました。
会場には同時通訳も配置され雰囲気は国際シンポっぽさ抜群。
テーマもたいへん率直で親しみやすいものでした。
こちらは講演直前の楽屋裏の様子。
北海道の家づくりの変遷と実情に付いて講演された福島先生。
長年に渡る家づくりへの関わりから貴重な資料をもとに興味深いお話しが聞けました。
2015年3月9日月曜日
採暖の心地良さ
最近随分と日が長くなって、春を感じるようになりました。以前のブログで「暖房」と「採暖」の違いに触れました。家づくりに「断熱」と「セントラルヒーティング」が定着している北海道では暖房といえば家全体を暖めることを指す場合がほとんどですが、全国的には家の一部や使う部屋だけを暖めることを曖昧に「だんぼう」と呼んでいます。前者は確かに暖房ですが後者は採暖(さいだん)と言って区別します。「なーるほど、家全体に暖房器具を装備している北海道に対してそうではない!ってことね」なんて早合点は禁物。実は「暖房」の意味は家全体を経済的に暖められる環境のことを指していて、設備の大きさやヒーターの台数は関係ありません。むしろたった1台の暖房器具で家全体から寒さを除くことができればそれはとても上等な暖房といえるでしょう。一方で「採暖」とは寒さの中で暖かさを感じること。まさしく焚き火や囲炉裏に手をかざし暖を採ることを指します。
もうお分かりのように実は暖房の主役は「断熱」であり、結果として暖房器具はどんどん控えめにできます。反対に「採暖」の主役は「熱源」(器具の立派さ)に頼らざるを得ない。となるのです。
これからの断熱は、暖房器具がうんと小さくなるくらいの水準まで行ってはじめて価値があります。
さて上の写真は日当たりのよい階段の踊り場でお昼寝中のわが家の猫、レイ君。猫って気持ちのよい場所を見つける達人です。日陰はまだまだ薄ら寒くともぽかぽかとした光の中でまどろむ気持ちのよさが伝わってきます。実はさっきまで散々悪口を言いましたが、採暖って快感なんです。もちろん毎日がこんな風に穏やかな日とは限りませんから、家づくりに十分な断熱は欠かせませんが、春を感じる今日この頃は少しだけ窓を開けて、春風が運んでくる土の香りを感じながらまどろむのは最高に気持ちのよい体験です。
もちろん私のクライアントさんはもう体験済みかもしれません。(笑)
今日は星野 源くんなんていかが
2015年3月7日土曜日
宮の森の家 3ヶ月点検と熱画像
本日は「宮の森の家」に武田建設さんと点検に行ってきました。なかなか快適なご様子で一安心。「最近はお客様が増えてたいへんでした」と奥さま。22℃で相対湿度45%、「以前の借家は冬になると乾燥で喉が辛かったのに新しい家になってぜんぜん気にならなくなりました」とご主人。
意外に感じられるかもしれませんが、「断熱気密住宅は冬場乾燥するものだ!」と思い込んでいる人がとても多いのは残念な事です。躯体や開口部の断熱不足からくる暖房依存度の高さがその原因。要は暖房の使いすぎで自ら大量の乾燥空気を作り出してしまうのです。ではなぜそんなに暖房を使いすぎてしまうのか?といえばこれはもう寒いからで、根本的な建物の断熱不足が原因なのです。
意外に感じられるかもしれませんが、「断熱気密住宅は冬場乾燥するものだ!」と思い込んでいる人がとても多いのは残念な事です。躯体や開口部の断熱不足からくる暖房依存度の高さがその原因。要は暖房の使いすぎで自ら大量の乾燥空気を作り出してしまうのです。ではなぜそんなに暖房を使いすぎてしまうのか?といえばこれはもう寒いからで、根本的な建物の断熱不足が原因なのです。
こちらは新兵器の熱画像(サーモカメラ)です。2番はお風呂の換気扇。
それ以外に室内から熱の逃げが少ないのが分ると思います。
こちらは、国産の新型樹脂サッシYKK430の様子です。昨年から使い始めましたがとてもコストパフォーマンスが高いですね。やはりこれからはトリプルガラスが北海道では主流になりそうです。
こちらは居間の壁に取り付けたテレビの熱画像です。最近のテレビは薄型で大判のものが主流ですが、実はその熱は貴重な暖房熱源になります。「宮の森の家」の二階LDKにはペレットストーブ以外暖房がありませんが、断熱如何ではこうした家電の排熱さえ自由に使えるようになります。
今日はOrianthiなんていかが? ギターが上手くてキュートです。
2015年3月1日日曜日
暮らしの実験
最近、たくさんの建築関係の方々が北海道視察に来ていただいて嬉しく思います。
もっともっとたくさんのみなさんに北海道の環境技術の歴史を知っていただきたいです。写真は現在の荒谷邸。竣工から36年経った今も暮らしの実験は続いています。
■(旧)荒谷邸 (現在はお弟子さんのタギ邸)
当時の北海道大学工学部教授(後に名誉教授)、荒谷博士の3軒目となる自邸で実験住宅。第二次オイルショックの始まった1979年に完成。超断熱構造をベースに、低温水輻射暖房、自作Low-Eトリプルサッシ、ナイトパージ、パッシブ換気(自然計画換気)、日射熱利用(制御)、自作熱交換換気、蓄熱(冷)利用、断熱住宅の夏対応、温湿度計測、燃費実測等々・・現在につながる数々の実験を行う。
竣工:1979年 ■構造:ブロック造外断熱(小屋組:木造) ■面積:100坪
■断熱:壁GW250mm+屋根GW400mm ■換気:パッシブ換気
■開口部:竣工時/Low-Eフィルムを自ら市販のフロートガラスに貼り込み自作した開放型空気層のトリプルガラス木製サッシ、障子部はWスキン構造。現在はLow-E膜が紫外線劣化したため透明ガラスに交換。
■暖房:温水輻射式(各室に極小パネルヒーター/PS製)1979年当時から出力5kwのボイラーで100坪を全館暖房していた。当時、北海道の一般家庭の年間暖房用灯油消費量が35坪の家で2500~3000L/6ヶ月と言われていた時代に旧荒谷邸は100坪で800L以下だった。今期冬シーズンより輻射式暖房を止め1階機械室に設置した薪ストーブのみで全館暖房の実験が続いている。
■断熱:壁GW250mm+屋根GW400mm ■換気:パッシブ換気
■開口部:竣工時/Low-Eフィルムを自ら市販のフロートガラスに貼り込み自作した開放型空気層のトリプルガラス木製サッシ、障子部はWスキン構造。現在はLow-E膜が紫外線劣化したため透明ガラスに交換。
■暖房:温水輻射式(各室に極小パネルヒーター/PS製)1979年当時から出力5kwのボイラーで100坪を全館暖房していた。当時、北海道の一般家庭の年間暖房用灯油消費量が35坪の家で2500~3000L/6ヶ月と言われていた時代に旧荒谷邸は100坪で800L以下だった。今期冬シーズンより輻射式暖房を止め1階機械室に設置した薪ストーブのみで全館暖房の実験が続いている。
荒谷博士自作のトリプルガラスの木製サッシ
なんと100坪をこの小さな灯油ボイラーで全館暖房していました。
室内の窓はもの凄く大きなガラスが使われていて明るい。
大きな窓と明るい室内。
観葉植物植物も凄く元気。一番長寿なものは竣工時にお祝いでもらったもの。
周囲の緑に馴染んだ現在の様子。
2015年1月31日土曜日
宮ノ丘の家Ⅱ 竣工 お引渡し
昨年から「チーム宮ノ丘Ⅱ」一丸となって取り組んでまいりました「宮ノ丘の家Ⅱ」が無事竣工し、昨日お引渡しとなりました。この場をお借りして現場で働いた全員と建材生産者のみなさん、最後まで現場をまとめていただいた剛建築工房のI所長、M主任、I棟梁、そして貴重な経験とチャンスを与えていただいた建て主さまに心より御礼申し上げます。想えば、建て主さんが私の事務所にご相談に来られたのが2010年。弊社にとって初めての300mm断熱プロジェクトとなった「銭函の家」http://ako-re.blogspot.jp/2009/12/blog-post_30.html の竣工直後でした。「北海道の技術と材料で最高の家を作りたい。」そんな想いに共感いただいてお付き合いが始まりましたが、その後の道のりは紆余曲折・・・・・今日まで5年の歳月を要すこととなりました。ご案内いただいた敷地は札幌の街を一望できる眺望が魅力である反面、傾斜は30°を越え、立っていることも難しい状態。また敷地としての接道義務も不十分等々・・・ 一時は夢で終るかに思えました。しかしこの敷地の良さに惚れ込んだ建て主さんは地道な努力で接道義務を解決しついに計画を軌道に乗せます。宅造法の規制をもろに受ける事、建物の構造と土留擁壁を一体で兼ねる事、接道側から見ると単なる木造二階建てでも斜面側から見ると4階建て以上の高さとなること、混構造を前提とした構造計算が避けられないこと、複雑な高さ制限、等々・・・設計の立場からすると法務整理のオンパレードでしたが無事なんとか終えることができました。 今は充実感で一杯ですが来週からまた頑張らなくっちゃね!(笑)
下から見上げると凄い傾斜に驚く事に。実はこの下に更に基礎がもう1階分埋まっています。
北側の穏やかな光で満たされた昼間の室内。
キッチンセットは旭川家具の名店、匠工芸さん。材質はナラ材。
3mオーバーのキッチンステン天板。製作は㈱クリナップの直需事業部。
和室の障子はカバ材
2015年1月30日金曜日
北海道の住まいづくりに掲載していただきました
住宅雑誌「北海道の住まいづくり 2015年新春号」の表紙に「西野の家Ⅱ」を掲載していただきました。少しづつではありますが弊社とお客様の取り組みを取り上げていただくのは嬉しい事です。この場を借りて御礼申し上げます。実はペレットストーブの特集も4ページ載っていて読み応え十分。ぜひ書店で!(笑)
2015年1月29日木曜日
宮ノ丘の家Ⅱ パッシブ換気
今日は「宮ノ丘の家Ⅱ」の取り扱い説明でした。
私の担当は各部のメンテナンスとパッシブ換気。冬場は内外温度差が大きくなるため、二本の給気管全開だと換気過多になり過ぎること、また換気量が増大すると家の室温が下がり暖房の燃費も悪くなり易いことを説明しました。
ところでパッシブ換気を単なる「自然換気」の一つと理解している人がほとんどですが実は暖房も同時に行えるスグレモノです。ダクトを必要とせず建物の断熱気密構造を使って行う全館暖房換気がその正体。もちろん暖めた空気を動かす動力は内外温度差という自然エネルギーですからけしてなくなることはありません。
私の担当は各部のメンテナンスとパッシブ換気。冬場は内外温度差が大きくなるため、二本の給気管全開だと換気過多になり過ぎること、また換気量が増大すると家の室温が下がり暖房の燃費も悪くなり易いことを説明しました。
ところでパッシブ換気を単なる「自然換気」の一つと理解している人がほとんどですが実は暖房も同時に行えるスグレモノです。ダクトを必要とせず建物の断熱気密構造を使って行う全館暖房換気がその正体。もちろん暖めた空気を動かす動力は内外温度差という自然エネルギーですからけしてなくなることはありません。
その原理は、冬になると内外温度差が大きくなり隙間風(換気量)が増大する特性を応用しその隙間風を床下に集中させます。断熱気密化された建物は漏気が少ないですから床下に集中的に給気することができます。家全体にすうすう散らばっていた隙間風を基礎断熱した床下に集中させるとかなりの風量にびっくりします。この新鮮外気を床下のヒーターで少し暖めれば後はかんたん。空気は暖めると素直なやつで家中の寒いところを見つけて勝手に換気しながら暖房しに行ってくれます。仕事が終ると高所の排気口から外部に排気されます。なんだかあまりに簡単で拍子抜けしそうですが、別の観点で見ると、1:基礎(外)断熱が出来ること、2:躯体が下降冷気や漏気を生じないように十分断熱+気密出来ること、3:煙突効果を効率よく得るために屋根断熱で二階の天井を高く取れることの3点が欠かせません。実はパッシブ換気って建物の構造そのものなんです。
ひゅ~って感じで外気が入ってきます。手前の黒いヒーターで外気を予熱して各室へ
全体の原理はこんな感じです。
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