
外壁は、トドマツの貫板18mm縦貼、もちろん板の表面はざらざらの挽きたてに外部用ステインを塗ってます。写真を見て「おっ!」と思った人はさすが(笑)。通常は無塗装の板を貼ってから、最後に塗装屋さんが塗装を行ないますが、私の現場ではあらかじめ塗装した材料を貼り、最後の仕上げを塗装屋さんにお願いしています。理由は木の裏に水が廻っても塗料があれば木は断然長持ちするからです。反面塗装を最後にすると、見えるところしか塗れないことになります。表面をノコで挽いた状態のざらざらで仕上げるのも、このけば立った状態が一番水をはじきますし、かんなを掛けたつるつるの木より2割も多く塗料を吸うからです。当然塗料の量が多い方が木材の耐久性は上がりますし色抜けも抑えられるというわけです。木はとかく腐る、狂う、割れる、燃える、等のネガティブな特性ばかりが取り上げられますが、使い方を間違えなければ、CO2を固定し、最も安価に耐久力を維持できる材料です。素人が塗っても、仕上がりがおかしくないようにカラーコーディネートしておけば、メンテも楽ですしなにより安価。ガルバリュウムもそろそろ飽きてきましたし、もっと見直されてもいい材料だと思うのですが。

デザイン上、大切なのは、各部の寸法(スケール)をバランスよく作ること、弱々しすぎても、ごつすぎてもいけません。今回の庇はすこしだけ根本が厚過ぎました。もっとこうスマートにシュッと作らないといけません。破風の板金の凹凸も少し気になります。「そんなこと建築家しか気にしない。」なんて言われますけど、見た目に丁度良いバランスは大切なのです。
吹抜けの窓から真正面に見えるプラタナスもずいぶん色づいてきました。駆け足で秋が通り過ぎてゆきます。






一番いいところを、室内に取り込んで不必要な視線や風景を隠す位置に窓を設けます。







札幌会場:モエレ沼(ガラスのピラミッド)











中央の大きな窓の中心には向かいの公園のプラタナスの大木が見えるようにレイアウトしてあります。2階の階段を下りるときにいつも木々の緑を感じられるように。
庇は見事に頑丈に付いていました。棟梁にどうせなら60cmなんて言わないで1mくらい跳ねだせばよかったかも??(笑)なんて言ったら「やめましょうよ~」と顔で言われてしまいました。
親子鷹で現場を仕切るS棟梁、お父さんと同じ現場でまして自らが棟梁なんて素適でしょ?お若いのにご覧の通りのきれいな仕事。現在32歳とのことです。
うーん水鏡!じゃありません。深さ1cmのプール。
黒いところは表面のセメント成分が流されて細骨材(砂)が出ています。隣の白い部分は表面にセメント(トロ)が残った状態です。








定規を布基礎に打ってゆきます。
オレンジが床下の給気温調整用のエキセルパイプ(樹脂製暖房用管)のサヤ管です。150Φが給気管です。このように基礎伏せ図を確認したときに出る管類を全て確認します。相手がコンクリートなので忘れると厄介です。