
窓を壁より引っ込めて納めます。理由は、開口部は長期的に見ると弱点になりやすいからです。樹脂の窓と木製のもの両方を使っていますが、どちらも壁より内側に引っ込めて納めています。付帯的な効果として、窓の外枠が目立ちづらくなりよりすっきり納められます。

下部は水切を両端部を立ち上げて水が無理なく切れるようにしています。

全体を見るとこんな感じです。窓が壁よりも少しだけ引っ込んでいるのが分かります。





吹抜けの窓から真正面に見えるプラタナスもずいぶん色づいてきました。駆け足で秋が通り過ぎてゆきます。

屋根は少し変わっていて、今回は勾配0のシート防水です。敷地が道路よりも低いのに雨水と下水を分けて放流しなければならない、いわゆる分流地区、屋根の雨水を樋で集めても、ポンプUPしなければ雨水側溝に流せない土地の条件、さりとて落雪型の屋根では落雪の軌道計算でほとんど隣地に雪が飛んで、計算上アウト。そんな時に尊敬する先輩から教えられたのがこれ。やっぱもつべきものは先輩ですよね。
緑色に見えるのは、なんとアラミド繊維、ご存知防弾チョッキにも用いられる強靭な素材です。それを四隅に張ってロの字のフレームを組むとこれがいわゆる筋交いの代わりになります。北海道の構造屋さんが開発し現在売り出し中。テーマは地場産建築なので材料以外にもたくさんのノウハウコラボで作ります。
札幌会場:モエレ沼(ガラスのピラミッド)




現場にタワークレーンが常備されることの多いドイツでは、かなりの建築部品が組み上げられたまま上空に運び上げられる。
中央の大きな窓の中心には向かいの公園のプラタナスの大木が見えるようにレイアウトしてあります。2階の階段を下りるときにいつも木々の緑を感じられるように。
通りからの眺めです。
庇は見事に頑丈に付いていました。棟梁にどうせなら60cmなんて言わないで1mくらい跳ねだせばよかったかも??(笑)なんて言ったら「やめましょうよ~」と顔で言われてしまいました。
親子鷹で現場を仕切るS棟梁、お父さんと同じ現場でまして自らが棟梁なんて素適でしょ?お若いのにご覧の通りのきれいな仕事。現在32歳とのことです。
うーん水鏡!じゃありません。深さ1cmのプール。