北海道に相応しい住まいと暮らしを目指す当事務所にとって毎年恒例の家庭菜園の季節が巡ってきました。当初は趣味と実益を兼ねて始めましたが・・ブログで収穫や料理の様子を投稿したのがきっかけで、OBさんをはじめ新規のクライアントさんにも大人気となりました。
そんな反響もあって、今ではすっかり当事務所の大切な仕事となりました。
想えば・・家づくりって、土地を入手することを意味しますけど・・それを家を建てるだけにしか使わないのは勿体ない。 南側の土地なら玄関までの間とか、北側の土地なら建物の裏側とか・・余剰スペースは必ずあります。
従来なら、そこに立派なお庭を作るという・・お決まりのテンプレートも存在しましたが、実際には日々の手入れや冬囲い・・特に高木類を植えちゃうと堆雪スペースにできない等々・・雪国ならではの悩みもあります。そこで、夏のBBQに向けて家族みんなで汗をかける土地活用術として「家庭菜園」をお勧めするようになりました。
5月前半に植え付けると約2~3カ月で次々に収穫を迎えるので長すぎず、短すぎず丁度良い頃合い。作物によっては10月まで実が採れるものもあります。みなさんもぜひチャレンジしてみてください。楽しいですよ!/笑
こちらはトマトの苗。以前は大玉、中玉、ミニトマトと3種の大きさを作っていましたが、ここ数年は作り易くて失敗の少ないミニトマトと中玉がメインです。生食、トマトソース、焼きトマト、余ったらオーブンでドライトマトにするとすごーく長持ちします。
こちらはピーマンの苗。ピーマンも収穫気が長く7月~10月くらいまで採れます。
こちらは中茄子。寒さと乾燥そして風に弱いので、植え付け後2~3週間は充分に水やり
をして風除けをしてやります。肥料が大好きなので実をつけ始めると追肥をしながら秋口まで楽しめます。
こちらは多年草のハーブであるオレガノ。庭の一角に植えておくと勝手に増えて毎年採れます。乾燥させて洋食に
こちらも多年草ハーブのミント(ハッカ)です。ハーブティーやアイスクリームのトッピングに、爽やかな香りが楽しめます。
こちらはレタスのレッドウエーブ。丈夫で育てやすい品種です。畑の一角に4~5本植えておくとすぐに根付いて葉を大きく伸ばします。毎日サラダが食べられるので夏の間はお店でレタスを買う頻度が激減します。
キュウリの苗です。キュウリは接ぎ木の苗が病気に強くてたくさん実が採れます。乾燥と寒さそして風に弱いので茄子と同様に風除けと水やりに気を付けて育てます。
もう4~5年以上毎年、新たな葉を茂らすセージというハーブです。肉料理に活躍します。例えば刻んでひき肉料理(ハンバーグやつくね)なんかに入れたり、お肉を焼く前の油に数枚入れて香りを油に移したり、乾燥させると保存も効いて香りも長持ちします。
こちらは自生しているタイムです。生でセージと同じように使ってもいいですし、タイムはお魚料理やスープにピザと何にでも使えるハーブです。
こちらはイタリアンパセリ。爽やかな香りでパスタに欠かせません。
こちらはカーリーパセリ。イタリアンパセリより香りが強いので飾りにしたり、サラダに加えてフレッシュな苦みを楽しみます。
こちらはバジル。2~3本植えておくだけで秋口まで素晴らしい香りが楽しめるハーブです。余ったら干してドライハーブにします。葉を取った後の茎は小さく折って畑に戻して堆肥にします。実を採った後の枝や茎を畑にすき込んで耕すと、地力回復と同時に連作障害にも強くなるそうです。
今日は最近、お世話になっているieZOOM白井編集長のyoutube。いろーんなことを手軽に学べるようになったyoutubeなんですけど・・肝心のyoutubeって地域性が失われるから・・温暖地情報も混同しちゃってるクライアントさんも増えてきました。自分も同じですけど・・地元の常識をいちいちことわりません。家づくりには畑と同様、その地の気候や季節が大切!そんな意味では北海道の住宅を30年以上取材して来た白井さんの情報は確か。ぜひご覧ください。