2022年7月16日土曜日

追分の家 木外装工事(W・ショック)

順調に木外装工事が進む「追分の家」です。今回初めて道産以外の杉材を使っています。コロナ禍からの脱出を契機に始まった世界的なウッドショックを背景に高騰が続く木材市場・・・どんどん手の届く材料がなくなりつつあります。

本来は山に使える木はたくさんある北海道ですが、今まで地域内の流通と生産を充分に鍛えてこなかったために・・輸入材の高騰で大きな影響を受けました。それでも当初値上げは木分野に限定されるとみられていた時期もありましたが・・ウクライナ戦争の勃発で石油価格の高騰も重なり、生産と流通のコストに対する見直しが相次ぎ・・建築建材全体にさらには生活物価全体に値上げの波が押し寄せています。

その結果・・輸入価格に影響されない生産力を有している地域の木材が輸送費の高騰分を差し引いても今のところは比較的使い易い・・という状況にあります。

こうした影響を少しでも回避するためにはデフレ脳からインフレ脳にスイッチする意識の転換が必要なのですが、長らく続いた不景気もあってか・・じっくりと考えたいという人がまだまだ多いのが実情です。
なんだかネガティブなお話しになってしまいましたが、物価上昇の波が激しさを増す今こそ、信頼できる作り手と住まい手同士の協力と理解が欠かせないと思います。特に工程と連動して必要な建材を次々に発注(予算消化)して行く建築現場では短い時間で妥当な判断が絶えず求められます。「先週発注しておけば第一希望が叶ったのに(泣)」みたいなことにならぬように住まい手さんは作り手さんと充分コミュニケーションを深めてほしいと思います。

今日はHSCCで・・上手い