2020年11月6日金曜日

南幌みどり野きた住まいるヴィレッジ 秋の一日

 
この写真は武部建設の武部社長にお借りしたもの。ヴィレッジに住む子供と親たちが落ち葉の清掃をしながら、焚火を楽しむ様子。もちろんお楽しみは焼き芋ですよね~(笑) ところで今の住宅街で焚火が気兼ねなくできるところってあるだろうか?休みの日に短い秋を、子供も大人も精一杯屋外で楽しむ日常が普通だろうか?ここから先は余談だけど・・最近こんな風に南幌が注目されるにつけ・・なんで南幌ばっかり?とか、土地がタダなら何でもできる?風な意見もちらほら地元で耳にする。聞いてみれば単なるやっかみだったり、ひがみだったり大抵は誠に人間臭い感情が原因のようだ。(笑)ただこの「土地が安いから」という指摘に関しては、別の観点で見れば本人の想いとは裏腹に核心をついてもいる。

30代前半で年収が500万円台。調達できる住宅ローンは年収×6倍で概ね3000万円。また人にもよるが自己資金(貯金)が約300万円、両親からの応援が100万円づつ・・合計3000~3500万円程度というのが札幌圏ではかなり多いパターン。そんな中で移住者に手厚く住まいの資金を補助する南幌町の政策はざっくり言えばこの予算規模の家づくりにおいて消費税を約7%減税するに等しい効果を持っている。ご存知現在の消費税率は10%。予算を3000万円使おうとするなら税分も合わせて3300万円必要になる。一方、消費税3%なら必要な分は僅か90万円。差額は210万円。町の移住者補助とほぼ同額となる。もちろん一定の条件はあるものの町外移住者に対する200万円の町の助成はデフレ期に相応しい強制的な建設物価の引き下げに相当し、その正しさがヴィレッジにおける好調な人口増加に寄与しているように見える。言われて見れば当然だが、景気の悪い時こそ減税し家計の負担を和らげるからこそ消費(暮らし)は維持できる。そんな理由で「土地が安いから出来るんだよ!」はまさにその通り!言い換えるなら、デフレの今だからこそ土地を安くする南幌町は正しい施策を行う自治体という事に他ならない。最高の誉め言葉だと思う。(笑)


コロナは多くの人にとって多大な災禍となった。その反面、テレワークの導入等により今までは仕事場と通勤に縛られてきた、私たちの仕事と家に対する概念を大きく変えもした。

出口の見えないデフレ不況とコロナ禍の中でヴィレッジの暮らしの一コマはとても幸せそうに見えた。

今日はYESなんていかがでしょう。冬がきますね~(笑)