写真は南側に大きく跳ね出す大屋根の軒先。跳ね出すのは約1.5m。屋根の雪は基本的に落とさないので軒が下がらないように丈夫に作ることが求められます。板金を巻きつけて屋根の端部を納める破風が見えますが出来上がりが下の写真です。屋根材は形状自体が雪止めの機能を持っていて雪が落ちません。
ガンメタリックのシャープな色合いの板金できれいに納まりました。板金屋さんの親方に感謝です。
これが空中に跳ね出す軒先の内部。構造用合板で面貼りトラスを作って軒先が折れないように工夫しています。面材を使うところなんか、普段から枠組み壁工法(キクザワさんの場合は2×6)を得意としているツーバイ工法のノウハウを感じていいですね~(笑)こうやって合板をしっかり面張りすると驚くほど鼻先が強くなります。
下から見上げるとこんな感じ。
拡大写真です。
現場はかなりの強風地域。毎日風との戦いです。窓がまだ来ないので内部に雪が吹き込まぬように窓は全て養生をしてくれました。KJ棟梁ありがとうございます。
外部のグラスウールの上に準防火構造の石膏ボードを貼ります。本当は用途地域的には求められていないのですが建物の基本性能向上や通気層の確保のために貼ることにしていただきました。
こうすることで外貼り断熱材の内部に生じる気流を抑えることができます。
ずいぶんと出来上がってきました。
今日はOne Direction!初めて聞いたけど懐かしいRockの響き!