2階のキッチンの位置に自前のパソコンを持ち込み施工図を書きながら現場を見るI所長。「宮ノ丘の家」もサッシが入り、家らしくなってきました。
外壁廻りは、尊敬する先輩建築家の井上武久さんに影響されて唐松の柱と針葉樹合板をそのまま見せる意匠(デザイン)で考えています。
まだ廻りに資材がありますが、柱の色と合板の色がぴったり合っているのがお分かりでしょう。間柱もうるさいので省略し90cmおきに立てた柱と合板にスキッ!と窓が入る感じで簡素にシンプルに作ってゆきます。
壁の外側に壁を貼る場合はこのように(大壁)と表示しておきます。柱が壁で覆われるのだから中に配線してもOK!といったようにどこの柱は出たままで、どこの柱は隠れるのか。といったように各部分を明解にしておきませんとスイッチや配線の行き場がなくなります。こうした交通整理も地味ではありますが、設計者と現場の連携なのです。
カーポートにも中間足場がかけられ電気屋さんが配線をしてゆきます。
今日は再びポリスなんていかが?